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『株式会社ハピネット』

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最終回の感想募集!【NHKスペシャルドラマ「白洲次郎」】

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NHKドラマ「白洲次郎」最終回

 「白洲次郎」最終回 「ラスプーチンの涙」  NHKテレビ 午後10時~11時半 原作本 白洲次郎 占領を背負った男 北康利 講談社 関連本 白洲次郎の流儀 とんぼの本 新潮社 関連本 白洲次郎の生き方 男の品格を学ぶ 馬場啓一 講談社近衛文麿の無念を胸に秘め、次郎は新憲法作成を巡ってGHQと火花の出るような戦いを繰り広げる。責任者である国務大臣・松本烝治(竜雷太)は交渉の最中に退室、次郎たちは夜を徹して最終原案を検討する熾烈な交渉に突入していく。一方、正子はあいも変わらず、青山二郎たちと血を吐くような飲み会を重ね、次郎とはすれ違いの日々が続く。第二次吉田内閣のもと、次郎は通産省の創設や外資導入などに蛮勇を振るう。国内有数の製鉄所である広畑製鉄所の外資への売却を図る次郎と、それを阻止したい広畑製鉄筆頭常務・永野重雄(遠藤憲一)は激しく対立する。そんな次郎に対して「現代のラスプーチン」とバッシングが集中、新聞記者・本多(眞島秀和)は激しく取材攻勢をかける…。(作品紹介より)前回(私は昨日観ましたが)のラスト、近衛首相の壮絶な服毒自殺の回想から始まった最終回。岸辺一徳はただでさえ雰囲気ぴったりなのに、横たわった姿は、ニュース映像で伝えられたものと同じで、リアルな再現フィルムをみているような錯覚に陥りました。私は歴史資料集とか20世紀クロニックとか、子どものころからそういう本の写真を日長、眺めているのが大好きだったので、このドラマ(1回目からずっと)デジャブー感に何回も襲われました。実際に残っている資料写真もしっかりチェックしているのだなと思います。「ラスプーチン」といえば、「国家の罠」を書いた外務省佐藤優氏。証人喚問のシーンでは優秀な外交官でありながら背任罪の適用を受けた彼の姿を思い出しましたが、白洲が「ラスプーチン」にたとえられていたというのは初めて知りました。(「道鏡」というのも似つかわしくないですしね)GHQの高飛車な態度にも服従せざるを得ない占領下の日本。その中でも、「我々は奴隷になったのではない」とマッカーサーを叱りつけたという白洲レジェンド。アメリカのダメ出しに怯えながらの草案作成のなかで白洲の果たした役割は小さくなかったし、彼こそが(ラスプーチンではもちろんなく)真の「ブレイン」だと思います。伊勢谷友介の白洲次郎は、まさに適役で、語学力、迫力ある表情、そして長身で端正な容姿にいたるまで私たちの抱いている白洲次郎に無理なくあてはまりました。今までは、時に演技が「濃すぎる」感が気になった時もありましたが、白洲次郎の役を得て、他の追随を許さない名優の仲間入りをしたと思います。ちょっと心配だった正子役もすばらしく、ラストのモノクロ写真のなかには本物の正子の写真が何枚かまぎれているのでは?と錯覚してしまうほどでした。白洲がもし佐藤優のような(ある意味)「暴露本」を書いていたなら、きっとすごい反響だったでしょうが、「僕は口が堅いからここまでやって来れたんだ。知っていたとしてもしゃべらないよ」(原作本より)と新聞記者を追い返したとか。ドラマの中ではこのブブンちょっとアレンジして、多少のリップサービスを加えています。(だから毎朝新聞、なんて、仮名をつかったいたのかな?)「負けるとわかりきった戦争をやっちまった俺らがこの国を一人前の独立国に戻す義務がある。おれは「肥やし」になろうと思った。肥やしにできるのは金稼ぎくらい。俺にできないことは、だれかほかのやつがやればいい・・・」↑こんなようなセリフだたと思いますが、(肥やし、はちょっとへりくだりすぎですが)白洲の真意に近いのじゃないかと思います。そして、死を予期した彼は、重要な機密書類や書簡をすべて庭で燃やすのです。(これは事実!)  「重要なやつほど よく燃える」と言って・・・時代が変わっても変わらないもの、いや、むしろ価値を増す、骨董の世界に没頭する正子の価値観は、次郎と折り合うようには思えなかったのですが、けっしてそうではなかったこと。この夫婦の距離感が、喧嘩しながらも一生添い遂げた稀代の(真の意味での)セレブな夫婦のプリンシパルだったのでしょう。正子が最晩年、次郎の死後に刊行した「西行」「ひたすら荒い魂を鎮めるために出家した」西行のなかに、夫次郎を見出すラストの回想シーン。これはこのドラマのオリジナルなのでしょうが、とても印象的でした。三夜連続で「白洲次郎」堪能しました。最後に、次郎が正子に贈ったという、あの知的で気障で甘いプロポーズのことばを引用させていただきます。masa:You are the fountain of my inspiration and the climax of my ideals, Jon正子: 君は私にとって霊感の泉であり究極の理想だ。   ジョン(次郎)最終回の感想募集!【NHKスペシャルドラマ「白洲次郎」】 ←参加中

kerakuten   2009-09-23 23:47:09 提供:株式会社ハピネット

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ハピネット ピクチャーズユニットでは、映画・アニメなどのDVD中間卸業の他、自社コンテンツ制作にも積極的に取り組んでいます。今後は様々な作品プロジェクトを通じて、皆様からのご意見をいただき、より良い作品のご提供を目指します。

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