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ガイアの夜明け、ノー残業への取り組み回を観て感じたこと


残業時間を減らすことは、今や、企業の命題で、そのために残業ゼロ社員にはノー残業手当を出すとか、年2回の賞与それぞれに20万円を上乗せするなどの給与規定を新設したりしています。 そこで、中間管理職である店長や、本部管理職に残業ゼロを目標にするよう幹部から指示がでます。 まず思ったのは、中間管理職のレベルの低さでした。そういう上司の元で働く社員も同様で…。 1社目は紳士服店。 残業を減らすために店長がスタッフに指示したのは、①接客時間以外の移動は早足で②お買い上げ品を袋に入れる時間を短縮する これでは、単なる作業時間の短縮。ミスを誘発することにもなりねません。本来、中間管理職が考えなければならないのは、 ①なぜ、残業時間が多くなっているのかの分析②仕事自体のやりかたの見直し③業務処理の効率化 などです。作業時間の短縮ばかりを言う上司の元で働くスタッフは、「売上げを上げたいのなら残業をさせてくれ」と言い出しました。これは本末転倒な考えで、まず、「残業をしないで売上げを増やすにはどうすればいいか?」を考えるべきなのです。上司も上司なら、部下も部下です。いや、そういう上司だから、部下がこんなふうになってしまったのでしょう。まあ、最後に、「今の仕事量は残業しなくては処理できないと思っていましたが、残業しなくてもできることがわかりました」とひとつ成長した部下くんが一番偉かったかな。  2社目はスーパーの本部。 バイヤーが自分の残業時間の削減に努力します。まず考えたのが、取引先との商談時間の半減。これまた、単なる作業時間の短縮です。結果は、従来どおりの時間がかかってしまい、他業務を処理するため残業に。 終業時刻になってチェックしにきた人事部長からの「早く帰ろう」との指示に、「無理です」と即答する。ちょっと信じられないレベルの低さです。さらに、別の中間管理職(と思われる)からは、残業代がなくては生活できないというクレームメールが人事部へ。これまた、低レベルなクレームです。  今の中間管理職って、こんなレベルなんでしょうか?これでは、新入社員と同じです。幹部、中間管理職は、常に、業務改善・作業の効率化・売上げの拡大・人材の育成を考えていなければならないのです。 他企業の残業時間ゼロへの取り組みを見たくて録画したわけですが、意味ありませんでした。 また、番組は、なぜこの2社、なぜこの2人を取材したのでしょうか? そして、何を伝えたかったのでしょうか? そして企業本社。残業しなくては生活できないような自社の低賃金をどう思っているのか? 疑問ばかりが残る回でした。 はぁ~、ポックンポックン。 

コム   2017-05-25 12:00:00 提供:日本ポップコーン株式会社(HillValley)

企業紹介

日本ポップコーン株式会社(HillValley)

ヒルバレーは、2013年日本に初めてグルメポップコーンを発売しました。
シカゴ、シアトル、バンクーバー、そしてトウキョウのプロフェッショナルチームが作り上げた味、それがヒルバレーのグルメポップコーンです。私たちのこだわりのポップコーンをぜひご賞味ください。

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