積年の夢だった黄金松前漬けが我が家にやっと来た。
しかも二樽もだ！
こんな嬉しい事はない。盆と正月が一遍に来たようだ。
 
早速、手前の“盆”の方をいただくとしよう。(笑)
 
 

 
贈ってくださったのはオンラインショップの出光テクノマルシェ様。
美味いもの市ではない。
美味いもの市は何度モニターをお願いしても一向に当てては貰えない。
 
その事に同情したのか此度、出光テクノマルシェ様が三名枠に入れてくださり、私めがモニターを仰せつかったという次第だ。
 
出光テクノマルシェの中で、贈りたい商品「ＢＥＳＴ３」は何か？
と云うテーマで私めが選んだのは
一位、三段重お節
二位、黄金松前漬け樽入り
三位、きりたんぽ鍋
でしたが、その中から黄金松前漬けをチョイスしてくれた訳だ。
憧れの黄金松前漬けだけに私にとってはお節重よりも嬉しい。
 
 

 
さて、その松前漬けだが、袋から取り出すと出てくるわ！出てくるわ！大きな数の子がゴロンゴロンと！
おら、これ見ておったまげただや！
な、なんじゃ～こりゃ～～!!(((≧∇≦)))
 
想像はしていたが実物を目の当たりにして度肝を抜かれた！
数の子ばかりで　するめや昆布はほんのわずかしか入っていない。
 
その昔、我が藩にも北前船が寄港し、市中に松前漬けが広まった。
駄菓子菓子、これは当地の割り干し大根が主流の貧乏臭い松前漬けとは似ても似つかぬ代物だ。
 
こんな贅沢極まりないものを・・心していただこう・・
逸る気持ちを抑えて滑るお箸で大きな数の子をぐっと掴み、おもむろに口に運ぶ・・
数の子のプチプチ感が生きてる様に口の中ではじく・・
んん・・ん？
するめもいただいてみた・・
んん？？
 
ち、違う！私の想像が高いところにありすぎたのだろうか？
憧ればかりが先行して旨いに違いないとの思い込みだったのだろうか？
 
残念だがこれなら私が毎年、暮れに作る只の松前漬けの方が余程美味しい。
味が濃いだけで昆布やスルメから出るコクや深みがまるで感じられないのだ。
私の作る松前漬けには帆立の干し貝柱も入る。干し貝柱は高価だがこれが
入ると格段に味が向上するが、本商品には入ってる様には見えない＾＾；
 
物にはバランスと言うものがあるがバランスは大切だと改めて気付かされた。
本商品は見た目のインパクトばかりを追求しすぎて肝心の味が整っていない。
申し訳ないが黄金松前漬けに対する印象は一遍に崩れてしまった＾＾；
 
当地のスーパーにも社長の松前漬けが小さなパック入りで売られています。
それを見付けた私は飛びつくように買い求めました。
１００g程度の物で５００円ぐらいの価格だったでしょうか？
それはテレビで見た社長の松前漬けとはおよそかけ離れた代物で、数の子の
クズしか入っていませんでした。
ですが、味はそっちの方が格段に美味しかった。
その違いは何か？
数の子以外のするめや昆布が主流だったからに他ありません。
 
本商品は贈られた先様には強烈な印象が残るかも知れないが私でしたら、自分が食べてみて本当に美味しいものを送りたいなと思います。
・・かとは申せ、御社の責に在らず、モニターを仰せつかり感謝に耐えません。
 
ご出展者様には本記事を持ってお礼に変えさせていただくと共に御社の益々のご発展、社員皆さまのご健康をお祈り申し上げております。
 

ボタン付け三級 　 2011-11-22 17:25:03 提供：アポロリテイリング株式会社