昨日の自給自足スペシャルを見て
いかに現代人の生活が贅沢か思い知らされた
もちろん、毎日まいにち肉とか食べてる訳じゃないけど
自給自足してる人達は皆自家製野菜を中心に品数も抑え目
なのに、貧しい感じはせず
昔ながらのお釜で炊いたごはんはつやっつやだし、
とれたての野菜は瑞々しいし
むしろ何倍も健康的。
少なからず私にはそう見えた。
吐く息も白いし
部屋の中は相当寒々しいとみえた。
でもでも、なんか憧れる!
自分達で苦労して作った野菜や米を食べること。
シロウトの私達が想像もつかない位の苦労がそこにはある筈。
間違いなく、想像を絶する苦労がある筈なのだが
無農薬野菜ならなおさら。
汗水流して自分達で懸命に作った米をつくり食べる暮らしが
さも人間的でまっとうなことだと感じずにはいられませんでした。
自給自足を基本に物事を考えてみれば
必要なモノってほとんどない気がする。
自給自足してる誰かが、リポーターに向かって
「貴方達の方が変ですよ。まるで宇宙人みたい。」
って言ってたけど、なんとなく分かるかも。
車乗り回して四六時中携帯いじって
最新の家電製品に取り囲まれ
くるくると流行が変わる洋服着て
やれグルメ~お次は健康食品
グルメの果てのダイエット。
現代人は何故、こんなにもモノに縛られる様になったんだろう?
ハイ、70年代半ば生まれの私は、きっと誕生したときからです。
「なんで人里離れたところで1人で暮らすようになったんですか?」
というリポーターの問いに
「宮沢賢治の詩集」がきっかけ、と言ってた。
きっとコレ↓
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラツテイル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノ蔭ノ
小サナ萱ブキ小屋ニイテ
東ニ病気ノ子供アレバ
行ツテ看病シテヤリ
西ニ疲レタ母アレバ
行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ
南ニ死ニソウナ人アレバ
行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクワヤソシヨウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイウモノニ
ワタシハナリタイ
そういえば、今気付いたのだけれど
その方は手話を勉強して
ボランティアで知り合った耳の不自由な人と結婚したようです。
偶然だったのかも知れませんが
今思えばまさに、この詩の核となる後半部分とリンクする様な気が!
私もなりたい。
なれそうにない↓↓
うまいもんい~っぱい食べたいし
あまいもん止めたらきっと死んじゃうし
時には酒だってごいごい飲みたい。
そのうえ腹の中真っ黒だし
欲の塊だし
自己中だし
「無償の愛」とは己の対極にございます。
ほんと、どうしようもないけど
自給自足に恋焦がれども、農作業に全てをつぎ込む覚悟もなければ知識もない。
もはや夢か幻の世界。
己の軟弱さ、痛いほど、もううんざりする程身に染みてます。
そんな私が出来る事を考えてみた
雨ニモマケズの一部始終を
いつも頭の片隅に置き、私なりの謙虚な日々を過ごしてみる。
買ってきた食材をくまなく利用!レパートリー増やしてとことん使い切る
引っ越して離れつつある、ベランダ菜園。
春になったら復活したい。
苦手な料理を克服して、もっと色んなモノを手作りしたい。
収入減って、あれもこれも禁止するというよりも
だからこそ出来る事をかんがえ、常にアンテナ張って探してみる。
いつもと違った思考回路で動くと、はは~ん、と今迄気付かなかった事に気付いたり。
小さな出来事にも娘と大袈裟に喜んで
感謝の心を忘れずに、責めの節約喜んで!
ますます、無駄なものをそぎ落とすシンプル生活←脂肪も^^;
同時に本当に必要なモノを厳選し見極め、慈しみずっと大切にしていたい。
今年こそ、「真の豊かさ」に一歩でも近づきたい。
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2009年!今年「手に入れたいもの」「絶対したいこと」大募集!!
ASAMI 2009-01-20 08:59:23 提供:モニプラ運営事務局
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