清酒“上善如水(ジョウゼンミズノゴトシ)”で有名な新潟県の酒造メーカー・白瀧酒造の『上善如水ミルクエッセンスマスク』を使ってみた。私は日本酒を飲まない(飲めない)ので、名前しか知らないんだけど、上善如水っていうのは、中国の思想家・老子の言葉で「もっとも理想的な生き方(上善)は、水のようである」からきているんだって良質な水を使い、水の良さを生かすという、酒造りの哲学同様、1年前から基礎化粧品を手がけるようになったのだそう。成分を見ると、自然派化粧品をうたっているだけあって、コメ発酵液や酒かすエキス、コメヌカエキス等が配合され、着色料や香料、石油系界面活性剤などはもちろん不使用。肌が弱い私でも大丈夫だ<使ってみた感想>●乳液タイプの美容液をたっぷり含んだフェイスマスクとあるが・・・ 昨今のたっぷりシートに慣れてしまったせいか(内容の品質は別として)、量がやや少なく、ミルクタイプというよりは水っぽい印象。マスクに「つけた〜!」っていう満足感を求める人にはちょっと物足りないかも。化粧前にする朝マスク派にはベトつかないのでおすすめ。表面的ではない、肌の奥の浸透力・保湿力はあると感じた●吟醸酒のような芳香、やさしく爽やかなつけ心地とあるが・・・お酒の香りは感じられなかったな(気を使うところだと思うけど)。というより、もっとつけて欲しい。お酒が飲めない人でも上品な香りなら大丈夫だと思うし、むしろ、これをウリにしなきゃ〜ってとこはある●シートマスクの切り込みが・・・目のカッティングが通常のマスクとは逆で(わかる?)、まぶた重視の保湿になっている。しっかり折って使いたい目の下の色素沈着しやすい部分(涙袋部分)まで届かなかった。(このあたり、男の人が作っているのかなぁと感じた)でもこの時期、翌朝ベトつかないのはとても良かった。HPを見ると、ボトルデザインも本家の酒瓶を意識した感じでセンスが良く、シンプルで清潔感があって良かった。ラインナップは洗顔、化粧水、美容液、ハンドクリームなどがあったが、なぜかクレンジングがないなぜだろう・・・やっぱクレンジングに界面活性剤を使わないのは難しいのかな。杜氏や蔵人の手が白くてすべすべなのはよく知られた話だから、今度はハンドクリームを使ってみたいと思った<まとめ>成分やコスト面などから見てもクオリティは高いと思う。酒造り同様、真面目な人たちが丁寧につくっているのが伝わる。自然派化粧品だから「すぐに効きました!」的な結果よりは、使ってみるうちに、じわじわ良さが伝わるものじゃないかな。私自身、即効性のある化粧品ってちょっと怖いし・・・西洋医学でいう処方箋(薬)みたいな感じで、それだけ刺激が強く、もうこれがないとダメ!みたいな。専門外の分野に進出するのは難しいし、ライバルも多し、リスクもあるのに、あえて挑戦しているところや、こうやってお試し品をもらえるところ、忌憚のない意見をいえるところに好感が持てました。機会があったらお酒も飲んでみたいです白瀧酒造のファンサイトファンサイト応援中
投稿日時:2011/07/31
: ロータスの部屋
提供:白瀧酒造株式会社