日本気象協会さんのプロジェクト「それぞれの季節を何で実感しますか？」について投稿して当選し、「季節と暮らす365日」の本が届きました！この本は毎日、気象現象を追いかけている職場で感性豊かな気象予報士さんたちが自分の季節感んを磨いて書き綴った「しんぶん赤旗」掲載の天気コラムに加筆修正を行ってまとめた本だそうです。いわば、季節のプロ、気象のプロ軍団が結集して作った本、なんですね！内容は、１月１日～１２月３１日まで毎日、ひとつのお題について書かれています。その内容は、気象のことだったり、日本の行事のことだったり、暮らしの知恵だったりいろいろです。ひとつひとつにイラストがついていて和みます。お固い本かな？と思われた方、全然違います。絵本のような、一言コラムなので毎日、その日のところを読んで朝にお出かけするのもよいかもしれません。５月３１日　今日のところにはこんなことが書いてありました。５月３１日　「五月蝿い」季節この五月は旧暦の五月でいまの六月にあたります。五月の蝿と書いて、「うるさい」と読みます。なぜこの時期は、「五月蝿い」季節かというと蝿の活動が活発になるころだからです。蝿は最高気温が二十五度を超え、人間にとって暑いくらいの気温がもっとも元気になります。つまり、「うるさく」なる気温なのです。なるほど～！「うるさくなる気温」という表現がいかにも気象予報士らしい表現ですね！ほっこりする話題もありました。６月１５日　雨のことばで遊ぼう雨の音をことばで表現すると、どんなことばを連想しますか？ザーザー、ぼつぼつ、ばらばら　などさまざまな音があります。詩人の岸田衿子さんの詩「いろんなおとのあめ」には、「こいぬのはなにぴこんこねこのしっぽにしゅるん」など、いろいろな雨が登場し、雨を楽しんでいるかのようです。雨の季節、雨音を聞きながら言葉遊びをたのしんでみては。梅雨時は、気持ちもしめりがちだけどそんな時に、雨の音をしゅるん　と感じたりぴこん　と感じたりする感性。そんなものを磨くチャンス！かもしれませんね。こんな感じで、毎日のヒントが書かれていて１年経つと、結構ウンチクも増えて私、お天気おばさんになれてる、かもしれません。（笑）ステキな本をありがとうございました。これからも、毎日　その日のところに目を通して季節を感じていたいと思います。日本気象協会ファンブロガーサイトに参加中

まるみ 　 2009-05-31 11:03:00 提供：日本気象協会