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『カンキョーファンサイト』

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秋雨と除湿機について

今回は秋雨と、この時期に必需品の除湿機について記述しています。

長文なので、興味のない方はスルーして下さい。

1.秋雨とは、9月中旬から下旬にかけて降る長雨の事です。秋の季語にもなっています。

なぜ秋雨が起こるのかといえば大陸から南下してくる冷たい高気圧が、勢力が衰えた太平洋の熱い高気圧を押し下げるようになる。この全く性質の違う二つの気圧がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、前線が発生する。これを秋雨前線という。この前線を挟んで夏の空気と秋の空気とが押し合いをしているために、前線は日本上空を南下したり北上したりするのです。

梅雨は初期よりも末期の方が雨量が多いのが一般的であるが、秋雨はこれとは反対に末期より初期の方が強い。また梅雨のない北海道にも雨を降らせるのが特徴である。

夏から秋に季節が移り変わる際、真夏の間本州一帯に猛暑をもたらした太平洋高気圧が南へ退き、大陸の冷たい高気圧が日本海や北日本方面に張り出します。この性質の違う2つの空気がぶつかる所は大気の状態が不安定になり、秋雨前線が発生します。梅雨前線と同じく、前線を挟んで夏の空気と秋の空気とが押し合いをしているため、前線は日本上空を南下したり北上したりする、こうして長雨が続くという事なんですね。

秋雨の原因となる高気圧は主に3つあり、1つ目はシベリア高気圧と呼ばれる高気圧である。シベリア高気圧は冷たく乾燥したシベリア気団から構成されていて、高気圧から吹き出される風も冷たく乾燥している。2つ目は秋特有の移動性高気圧と呼ばれる高気圧であり、移動性高気圧はやや温かく乾燥した揚子江気団から構成される。3つ目は太平洋高気圧で、温かく湿った小笠原気団から構成される。


2.梅雨から秋雨への移行について

オホーツク海気団と小笠原気団のせめぎ合う中で北上する梅雨前線は、平年で8月上旬ごろには中国の華北地方~朝鮮半島北部~北海道付近にまで達し、勢力が弱まって次第に消滅する。そして日本付近は小笠原気団からなる太平洋高気圧、中国大陸は揚子江気団からなる停滞性の高気圧に覆われ、東アジアのほぼ全域で本格的な夏が続く。

一方8月ごろには、偏西風の強い部分(ジェット気流)が中国北部付近からオホーツク海付近にかけての地域に北上し、流れも弱くなる。しかし、8月半ばを過ぎるころには、次第に偏西風が南下を始め、秋の空気もそれに伴って南下してくるようになる。

8月中旬から9月上旬ごろになると、太平洋高気圧が日本列島から離れたり近づいたりを繰り返すようになり、夏の間周りよりも相対的に気圧が低かった大陸の気圧が上がり始め、移動性高気圧やシベリア高気圧が勢いを増してくる。太平洋高気圧が離れたときには、そこに偏西風が入り込んで移動性高気圧と低気圧が交互にやってきて、晴れと雨が繰り返すような天気が訪れるようになる。このような天気が次第に増え始め、晴れ続きの夏の天気の間に雨がやってくるようになる。

これが秋雨の始まりである。早いときには8月中旬、普通は8月下旬から9月上旬ごろに寒冷前線が南下・東進するようになる。このような天気を経て、次第に低気圧とともに前線が発生し、停滞するようになる。


3.秋雨前線の南下から消滅まで
9月中旬から下旬ごろになると、寒冷前線が停滞前線に変わり、停滞するようになる。停滞する期間は長くて数日間で、あまり長続きはしない。天気は周期的に変わることもあるが、全国的にぐずついた天気が多くなる。

10月になると、太平洋高気圧は日本の東から小笠原諸島にかけての海上に完全に後退する。秋雨前線の停滞はまだ続くが、偏西風が日本の上空に南下してくるので、ジェット気流が高気圧や低気圧を押し流すことで天気が移り変わりやすくなり、晴れも増えてくる。

10月中旬から下旬になると、秋雨前線は日本の東海上に抜け、途切れ途切れになって弱まる。

このころには、日本列島付近を移動性高気圧と低気圧が交互に通過し、からっとした晴れと雨が交互に訪れる、典型的な秋の天気となる。

梅雨とは反対に、末期よりも初期の方が雨が強い。基本的に、秋雨前線は梅雨前線よりも弱く、前線が停滞前線ではなく寒冷前線や温暖前線になったり、前線として現れない気圧の谷となったりすることも多い。そのため、曇りの天気が続いたり、しとしとという弱い雨が降ることが多い。しかし、大気が極度に不安定となって大雨の条件がそろうと、梅雨をもしのぐ大雨となることがある。

特に秋雨の時期は秋の台風シーズンと重なっているため、台風から秋雨前線に向かって湿暖気流が流れ込み、積乱雲が発達して大雨となり、大規模な水害を引き起こす場合がある。また、上空に寒気が流れ込んだり、収束線が通過したり、低気圧が発達して前線が発達したりすると、大雨になることがある。

また、梅雨の雨量は西や南に行くほど多くなるのに対して、秋雨の雨量は北や東に行くほど多くなり、正反対となっている。

秋雨前線の場合は通過後に寒気がやってくることがあり、通過の前後で気温が数℃~十数℃低下して急に冷え込むことがある。また、高山や寒冷地では霙や霰、雪が降ることもある。

梅雨のない北海道でも秋雨はある。これは、秋雨の場合は前線を作るシベリア高気圧や移動性高気圧がはじめからしっかりと勢力を保っているためである。

梅雨と違って、始まり・終わりが明確でないことが多く、梅雨入り・梅雨明けに相当する発表はない。また、東南アジアから東アジアまでの広範囲で起こる梅雨とは異なり、日本周辺にのみ見られる現象である。

長々と秋雨について述べましたが、私の住む和歌山市では梅雨や秋雨の影響を受けやすいので、除湿機が必需品です。

瀬戸内海気候特有の高湿度なので、この時期も除湿機が手放せません。

従来はコンプレッサー型の除湿機を使用していました。

しかし今回発見したのが、コンデンス型の除湿機です。
意味は『圧縮する、濃縮する』と似ていますが、異なる方式なのです。



ここで除湿機の除湿方式についてご紹介します。

コンデンス除湿機は、これまでにない方式を使った新しい除湿機です。
カンキョーがこの方式を採用しており、独自の「空気中の水分をしぼり取る」という特許技術を使用しています。
絞り取るという表現が、いかにも湿気を除去しそうなイメージですよね。
これまで多くの除湿機が、気温の下がる冬場に能力が落ちるのに対し、コンデンス方式は年間を通じて優れた除湿力を発揮できます。

従来のコンプレッサー方式(冷却式)という方式は、例えばコップに氷水を入れると、表面に水滴がつく原理を使っています。これはフロンを使用して、圧縮機(コンプレッサー) によって冷媒を圧縮・膨張させることで空気を冷やし、湿気を結露させ、除湿する方法なので、
気温が低くになると効率が1/3程度にまで落ちてしまいます。

その弱点を克服するために開発されたのが、カンキョーのコンデンス式除湿機です。
空気中の湿気を吸湿ローターで吸い取り、温めた後、熱交換器で結露させる方式です。室内の温度変化にほとんど左右されません。さらにノンフロンでコンプレッサーもいらないため静かで軽いという利点があります。

コンデンス式ならではの特長としては、8リットル/日という強力な除湿力で、気になる湿気をぐんぐん吸収。例えばハンカチなら2分、靴下なら8分もあればすっきり乾いてしまいます。「速乾」だから、運転時間も短くてOK。電気代もお得な除湿機です。
コンプレッサー式だと、このような速乾は望めません。
上記の倍以上の時間を要します。
実際にどのくらい掛かるかは、後日テストしてみたいと思います。

ちなみに脱水した衣類が、コンデンス除湿機でどのくらいの速さで乾燥するか実験したデータがあります。

洗濯物2kgの乾燥までに要する時間170分‼
やはり早いですね!

数年使用したコンプレッサー式だとどうかは、我が家の除湿機で比較テストしてみたいと思います。

コンデンス方式との使用感を比較してみたいです。

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トキドキ愉快   2011-09-06 14:53:01 提供:株式会社カンキョー

企業紹介

株式会社カンキョー

カンキョーは、タービュランス空気清浄機やコンデンス除湿機AZなどを製造販売している、ヨコハマのベンチャー企業です。小さな小さなメーカーですが、特許・オンリーワン技術』を駆使して、『皆様の生活に役立つ商品』を生み出すべく、社員一丸となって日々奮闘しております。公式ツイッターも是非、宜しくお願い致します(http://twitter.com/kankyo_new)。

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