あぽろは、いま仙台在住の小説家、熊谷達也氏の最新作『翼に息吹を』を読んでいます。この作品は、熊谷氏は普段、東北を舞台にすることが多いのですが、それとは打って変わって舞台は、九州で時代背景は終戦前の日本です。あらすじに少しだけ触れるとすると、舞台は九州、鹿児島の知覧飛行場。主人公はこの飛行場で特攻隊の乗る飛行機を日々整備する整備士官。彼と彼を取り巻く日常の出来事と、それを背景に太平洋戦争の事が描かれている話です。今、ようやく半分を過ぎたところまで読んでいますが、熊谷氏の小説で戦争の事が描かれた作品はいくつかあるが、この小説も何かを賛美したりドラマチックに描くこと無く、淡々と日々の出来事をフィクションでありながらリアリティ溢れる情感で描いている作品です。だから、あぽろは小説(フィクション)と知りながら、その表現に思わず引き込まれてしまうんですよね。戦争モノだけど戦闘は殆ど描かれていない戦争小説。読んでいると色々と考えさせられる作品です。もし、機会や興味を持って頂いた方がいたらご一読をお勧めしますよ。
あぽろ 2011-08-31 00:48:18 提供:有限会社辰屋
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