『KOKUBU洋酒ファンサイト』
アクセスいただきありがとうございます。大変申し訳ございませんが、当ファンサイトは
モニプラ内でのサービスを終了させていただいております。
終了したイベント、モニターに関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
お問い合わせ先 |
国分株式会社 |
---|
モニタープラザ様のプロジェクト
「カクテルの思い出」募集!
クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン プレゼント!
に参加します
私のカクテルの思い出は、忘れもしません。
今から7年前・・・・・・
当時大学4年生だった私が、母校に教育実習へ行ったときのことです。
私は大学で教職を取っていました。
科目は「中学と高校の理科」です
その総仕上げとして、母校(高校)に3週間教育実習へ行き
私は高校1年生の化学1コマと3年生の化学2コマを
受け持つことになりました。
教育実習生は、自分が受け持つ授業の前に、必ず
「学習指導案」を作成しなければなりません。
これは、その授業の1時間の流れを書いたフローチャート(?)
のようなもので、その授業で行う内容や黒板の板書等を
だいたいA3用紙1枚にまとめます。
私は1日に3クラス持っていたので、3週間で45枚作成しました
自分で作った指導案通りに授業を進めようと思っても
なかなかそう上手くはいきません。
特に最初の頃は、頑張っても頑張っても空回りしてしまって
思うような授業ができません。
それでも一生懸命聞いてくれる生徒さんたちに申し訳なくて
自分の実力のなさが悔しくて、帰りの電車の中で
涙がこみ上げてきてしまったこともありました
私の指導教官を引き受けて下さった先生は、私が高校の時に
化学を教えて下さった先生で、私のことも覚えていて下さり
本当に良くしてくださいました。
お前は昔からそうだけど、何事も完璧主義すぎるんだ。
備えあれば憂いなしだけど、手を抜けるところは抜かないと
息切れするぞ。
お前はもっと手を抜くことを覚えろ。
遅くまで残り、指導案を練っていた私に先生が掛けてくれた言葉です。
そんな私も次第に慣れ、なんとか形だけは「授業」らしくなってきた
というときに教育実習は終了です・・・・・
「最後の授業は自分の好きに使っていいぞ」と言って下さったので
私が高校を卒業してから今の大学に入学したいきさつ、
高校で理系に進もうと決意したきっかけ等を話しました。
進学校なので、進路を決めかねている生徒さん達の役に
立てばいいなと思ったからです。
私は高校の時の初めての化学のテストで0点を取りました。
小学校の頃から成績は良く、中学でも成績は常に学年順位
10番台をキープしていたし、高校進学も推薦で決めました。
生まれて初めての0点・・・・
ちなみにそのテスト問題は某私大の入試問題で
クラスの平均点は32点でした。
これがショックでショックで、次の日から猛勉強し、次の期末試験では
100点を取って、これが自信に繋がったこと。
数学は苦手だったけど、当時大好きな先輩がいて、先輩を見たいがために
先輩のクラスの前の「数学研究室(数学の先生方の居室)」に入り浸り
数学ができるようになったこと。
本当は薬学部に行きたかったけど、受かる自信がなく
指定校推薦枠で現在の大学に入学したこと。
入学後はやはり薬学部に行きたいと思い、退学も考えたけど
「指定校推薦」で入ってしまったがために退学できなかったこと。
(退学してしまうと、来年からその高校の指定校推薦枠がなくなります)
この失敗を成功に変えようと自分なりに努力し、
今では「この大学に入って良かった!」
と心の底から思えるということ。
最後には涙が出てきてしまったのですが、生徒さんたちから頂いた
アンケートには
「最後の授業が一番良かったです」
「私も薬学部希望ですが自信がなくて
迷っていたけど頑張ってみます!」
「先生なら、グレートティーチャーになれます!」
↑当時GTOという漫画が流行ってまして・・・・
「○○先生(指導教官の先生)より、わかりやすかった」
などなど、100人以上の生徒さんから頂いたお手紙、アンケートは
時が経った今でも、私の大切な宝物です
教育実習の最後の日に、指導教官の先生が私と、他の教育実習生を
BARに連れて行って下さいました
「こうやって自分の教え子と酒を飲むことほど嬉しいことはないよ」
そう言って、頼んで下さったのは「ドライ・マティーニ」
マティーニの標準的なレシピは
ドライジン45mlに対し、ドライベルモットを15ml入れ
ミキシンググラスでステアし、カクテルグラスに注ぎ、オリーブを飾ります。
ジン3~4に対し、ベルモット1が標準とされていますが
それよりジンが多い場合は「ドライ・マティーニ」と
呼ばれることが多いそうです
言い方はおかしいと思いますが、アルコールをアルコールで割った
カクテルは飲んだことがなかったので、お酒の強さに驚きました。
「うわっ!これが大人の味なんだ」
アルコール度数の高いカクテルを、カウンターでしっぽりと飲む・・・・
「なんてオシャレなんだ」
カクテルといえば、当時は「カルーアミルク」「カシスオレンジ」ばかり
飲んでいて「マティーニ」の存在を知らなかったんです。
飲み方も、居酒屋で大量に飲む!みたいな感じで・・・(恥)
恋人とBARに行った時のカクテルの頼み方を教えてもらったり
すっごく楽しかったですね~
先生は
「自分は教師を辞めたら、カンボジアに地雷の撤去に行きたい」
と、ご自身の夢を熱く語っておられました
お酒って、人と人の壁を取り除いてくれる部分がありますよね。
今まで知らなかった人の一面を知ることができたり。
あまりお話したことのない方とも打ち解けて仲良くなったり・・・・。
そういうのって、素敵だなあって思います。
だから私はお酒が好きなのかも
と、これが私のカクテルの思い出です。
カシスのように甘酸っぱい青春の思い出ですよ~
なんだか、久しぶりに「マティーニ」を
飲みたくなっちゃいました
もし当選できたら、大好きなカシスオレンジを作って
飲みたいです
クレーム・ド・カシス・ド・ディジョンの詳細はこちら
みこち☆ 2009-01-28 10:56:49 提供:国分株式会社
Tweet |