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当社初!SPF50+ PA++++ジェルタイプBB新商品!

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★美容★PA++++のジェルBB

今回は黒龍堂
のジェルタイプのBBクリーム
のお試しです。






なんと、このジェルBB、非常に紫外線防御力が高い!

大体世間一般のBBクリームってSPF25~35、PA++程度のものが多いんですが、これは国内最高レベル「SPF50+」「PA++++」を誇ります。




まずここでおさらい。
太陽が出してくる紫外線のうち、私達に届く紫外線には「日焼けの炎症は起こさないけど 肌が黒くなる原因で、肌の深部にダメージを与える」A波(UV-A)と「日焼けの炎症や皮膚がんの発がんリスクをあげる」B波(UV-B)の2種類があります。(本当はUV-Cというのもあって、実はそれが一番強烈でリスクが高いんですが、通常オゾン層が遮ってくれていて 地上には届かないのです。しかし、昨今の環境破壊でオゾン層は破壊されてきており、南半球などの地域によっては UV-Cによるダメージも出てきているそう・・・TT )

日焼け止めの指標として最もよく聞く「SPF」は、サン プロテクション ファクターの頭文字で、「2cm平方の皮膚にその日焼け止めを塗った時、塗っていないときに比べて 皮膚が赤く炎症を起こすまでの時間が何倍になるか」を数値化したもので、世界的に使われている「UV-B防御力の指標」です。

例えば、何も塗らないとき、炎天下で10分で肌が赤くなってしまう(=炎症を起こす)人がいるとします。
その人がSPF10の日焼け止めをしっかり塗布したとしたら、10分×10倍で赤くなるまでに100分間かかりますよ、ということ。
SPF50の日焼け止めの場合、赤くなるまで 10分×50倍で500分、8時間強かかりますよ、ということですね。
50+は50以上です、という表記です。日本国内での表示は50までとなっており、それ以上は51も100もすべて50+という表記になります。

もうひとつが「PA」 プロテクション グレード オブ UV-Aの略で、直訳すれば 「紫外線A波の防御能力階級」。超そのまんま。笑
こちらはPA+、PA++、PA+++、PA++++の4段階にわかれています。去年までは確か3段階でPA+++までだったのですが、試験方法などの変更で4段階になったようですね。
ちなみに UV-Bに比べて UV-Aがおおまかな評価なのは、肌の深層にダメージを与えてしまうために、細かい評価がしづらいことによるそう。


ただ、いずれもあくまでも実験における数値で、相当厚塗りした状態で測定しており、さらに日常生活では日焼けを気にするような季節には汗もかきますし、衣類や生活のこすれ刺激もあります。なので、当然8時間も塗りたてそのままの状態を保てるわけではないですから、 実際はもっと短いものになるので、注意が必要です。




さて、本題のジェルBB。
こちらはSPF50+,PA++++と国内最強レベルの紫外線防御能力。日焼け止めでいえば、リゾートで使うクラス。
普段使うにはちょっと強すぎるのではないかというほど。それだけに発色やカバー力などが心配です。

では、早速見て行きましょう。
色味はなんと1色展開。というのも、グレージュという特殊な色なので、誰にでも合う=一色で済むらしいのですが・・・グレージュ、ってことはグレー+ベージュですよ?

こんな色ですよ?くすんだベージュですよ?
※ブログのフォントカラーだと再現の限界でしたorz↑

服とかだと好きな色なんですけどね。私、一応高校生から色彩の勉強も専門的にしてきてるし、ヘアメイクの専門にも通っていましたが、ファンデにグレーの要素って聞いたことない。

通常日本人の肌の色は 実際はいわゆるベージュとかオークルという色なんですが、この色は 茶色に白を混ぜてつくります。理想的な色はうすだいだい、ペールオレンジとよばれる オレンジと白を混ぜて作った色。オレンジと茶色の差がそのまま肌の理想と現実の差なんですね。

オレンジと茶色の違いはどこにあるか、ということですが、それぞれの色のベースになっている色を考えるとわかります。オレンジは赤と黄色。茶色はその赤と黄色でできたオレンジに微量の青を足したものです。ちょうど真逆の要素が入ることでくすんで、現実的な色、よく言えば馴染みのいい自然な色になるのです。


極当然のことですが、ファンデーションってメインの目的が肌を綺麗に見せることや肌の粗隠しが中心だと思うんですけど、グレーという要素は「くすみ」そのものなんです。くすみというのは、肌に透明感がない状態。不透明な要素があるということです。
グレーというのは白と黒の混ざった色で、どんな色でも強力にくすませてくれます。


例えば、 
この色。くすませると この色。
この色。くすませると この色。
この色。くすみ要素をとると この色。
この色。くすみ要素をとると この色。

という風に なるのですね。

グレージュというのは ベージュにグレーを足してくすませたものです。
あれ?本来のファンデーションの役割は?汗 余計くすんじゃわないですか?

という不安を抱えたまま 実験スタート。
模擬的にシミへのカバー力、仕上がり感などをチェックします。




まず、手の甲にシミを模したスポットをリキッドアイブロウで描きます。びっくりするくらいリアル。




今回の実験で使う化粧品3種類。

左が本品 黒龍堂「ジェルBB

真ん中が ロレアル「リバイタリフトUV ホワイト
」。
日焼け止めですが 同じSPF・PA値のものとして比較対象にしました。
右が いつも愛用しているオルビスの「シフォンベールファンデーション
」。
ナチュラルな仕上がりですが、そこそこカバー力はあると思います。





液を出してみます。一番上がジェルBB、真ん中がリバイタリフト。
ジェルBBは固めのもっちり系。肌のトーンに比べても相当白目の予感。
リバイタリフトは真っ白、ジェルBBよりは軽めですね。
※シフォンベールファンデはあとで伸ばすというわけにいかなかったので のせていません。




それぞれ伸ばしてみました。
一目瞭然!ジェルBBはカバー力がすごい!ほぼカバーできてしまいました。
意外とシフォンベールが単品だと日焼け止めよりカバー力がないことが判明。でも、実際使うときはリバイタリフトの上からシフォンベールをつけるので、それなりにカバーできます。

伸ばすときも ジェルBBのほうがモチっとした質感で、みっちりついて、その場により留まりやすい感じ。クリームコンシーラーみたい。その分カバー力も高め。リバイタリフトのほうがするする伸びます。

リバイタリフトは伸ばすと白ではなく透明になり、白浮きはありません。(本当優秀!)
ジェルBBはカバー力もあり、肌色補正もしてくれるのですが、その分 みっちりつくので、予めしっかり保湿しておくこと、さらに塗布の量を気をつけないと 白浮きまでいかないにしても、いかにも塗ってます感が出て厚化粧っぽくなってしまうのが難点。毛穴のカバー力も強いです。下地なしでここまでいけるのはなかなかすごい。

そして 気になっていたくすみ感・・・やっぱり若干出ますね。顔色悪い感じになります。
グレージュによるくすみ感っていうか、日焼け止めの白浮きに近い感じを受けたのですが・・・ここは要改善。

さらに いえば、カバー力が強いぶん、肌色がなくなって のっぺらぼうっぽくなってしまうので、チークを入れないと 本当不健康に見えます。あと顔に乗せてみると 私の肌色だと 首の色との差が若干気になりますね。
上からのパウダー無し・単品で仕上げてもそれなりにキレイに仕上がるのにはビックリしましたが、本当量気をつけないと顔色が悪くなる・・・。T_T
ベタつきもそこまで気にならないし、保湿力は質感が質感だけにそれなりにある感じです。



あと 化粧持ちはいいほうだと思いました。夕方でもTゾーン以外はそんなに崩れませんでした。Tゾーンも汚く崩れるのではなく、単純にテカる系。パウダーでレタッチ出来ます。
ただ、それを繰り返すと、毛穴にみっちり入り込むぶん、夜鏡を見るとコメド(毛穴づまり)がいっぱいできてますTT
クレンジングはしっかりしたほうがよさそうです。

それと リバイタリフトに比べて、ウォータープルーフ力は弱いようで、ひょっとすると汗には弱いかも。

日焼け止め能力、カバー力、崩れにくさなどの点で、他の市販BBよりは好印象ですが、やはり「グレージュじゃないほうがいい」でしょうね。もっとオークルに振ってほしいかな。
あと、カバー力はもう少し弱くてもいいから もっと軽い質感、伸びのよさが欲しいです。

更に言えば、お値段。25g1500円、と一般のBBで言えば極端に高いわけじゃないんですが、量が少ない+超有名メーカー(資生堂とかコーセーとか)ではない以上、ドラッグストアの化粧品雑貨のバラエティコーナーが陳列棚になってくると思うのですが、そこのラックの中では割高になってしまうと思います。
多分、同じようなパッケージの同じような製品がもっと低価格である気がします。
パッケージ的にもイラスト、フォント、雰囲気込で中高生向けのプチプラにしか見えない。

もう少し高級感のあるパッケージにするなり、逆に単価を下げて 薄利多売にするかしないと、生き残りは難しいような気もします。


http://monipla.jp/bl_rd/iid-74878159351aecf6dcad8a/m-4fdb345ee3b64/k-1/s-0/

みこみこ   2013-06-30 13:30:51 提供:株式会社黒龍堂

企業紹介

株式会社黒龍堂

株式会社 黒龍堂は1907年皮膚医学をルーツとした『黒龍クリーム』の開発から始まり、創業100年を越えた老舗メーカーです。
すべての女性の“キレイ”をサポートしたい!という信念のもとバラエティに飛んだ商品展開を志しております。

また、弊社は化粧品事業部の他
ホテル事業(ホテルグランドシティ)や貸ビル事業も行っております。

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