モニプラさんの企画で、薬用クリーム黒龍 無香料《医薬部外品》を使ってみています
1907年に、日本人医師により、中国 黒龍江河畔の病院で、あかぎれ・しもやけで悩む人たちのために誕生したのがはじまりとか。
その後1930年代に医薬部外品として生まれ変わり、現在に至るそうです
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
<特徴>
セラミドやワセリンが潤いのヴェールをつくり、そのラッピング効果で、肌の水分を逃がさず、乾燥を防ぐ。
酸化亜鉛・グリチルレチン酸ステアリル等の有効成分も配合
ナイトクリーム・化粧下地・マッサージ等、様々な用途に使用できる。
メイク落とし、ハンドクリームとしての使用用途も案内されていました
35gで、なんと、お値段、税込1260円
安いですね~~
クリームの容器は、いかにも中国生まれ(作ったのは日本人ですが)と思えるような、龍の模様が浮き彫りになった、ちょっと古めかしい(失礼!)歴史を感じる容器
中蓋をあけると、透明感の全くない、真っ白なクリームがぎっしりと詰まっていました。本当に隙間なく、あふれることもなく、ぎっしり!です
水を含まないオリジナル処方「無水非乳化性」ということだから、固めにできあがってるんですね!
びっくりすることに、容器を逆さにしても、クリームが垂れてこないです。
スパチュラがついていませんが、他の化粧品のものがあるので、別に困りません
消費者としては、いらないものが毎回ついてくる方がもったいないと思いますから。このシンプルさは逆に好感度アップです
とりあえず、ナイトクリームとして、案内通り、「あずき一粒大」をとって、顔に伸ばしてみました。
さすがに、水を含まないだけあって、テクスチャーは固いです。伸ばし始めは、肌にのびにく~い!しかし、油分なので、体温でだんだんに柔らかくなり、次第に肌にびゅ~んと一面ラップをしたような感覚に伸びました。
しかし、ここからが問題でした。いつまでたっても、「吸収」されない。
「ラッピング効果で潤いを保つ」のが、薬効だから、吸収されてしまっては元も子もないのですが、本当に一面、油分でラップをされたような感じで、べたべた感が持続します。
手も、顔もべたべた…。このままでは眠れない。布団が汚れそう。結局、手はティッシュで拭きとり、顔は脂取り紙(すっごくたくさん使いました)で油分をオフし、何とか我慢できる程度までべたべた感を和らげて、布団に入りました
無香料なのは助かりました。これできつい香りでもしていたら、とても使いにくかったと思います。
なんとなく、子供のころ、鼻をかみすぎて肌荒れを起こした鼻の下に、「白色ワセリン」を親につけられた、そんな感覚を思い出しました
翌朝、洗顔するときも、ラッピング効果は持続していました
これはすごいですね!
スキンケアの基本は保湿
ですから、これだけのラッピング効果は保湿にとても効果的だと思います。
しかし、べたべた感が気になるので、毎晩はちょっと使いづらい感じです。
特に、朝の化粧下地としての使用も、私には無理そうです。
私は混合肌なので、ちょっと油分の多いクリームを使うとべたつきが気になるので、なおさらです。
乾燥肌の人にはとても乾燥の気になったとき等に使うと、いいのではないかな?と思いました
★余談になりますが、私はよく、仕事で、紙で手指を切ってしまいます。特に冬場は肌が乾燥しているので、1週間に最低1か所は、気づかないうちに切れていて、痛い思いをしています。大した傷ではないのですが、ちょっとテープで保護するのを忘れていたりすると、さらに乾燥して、治るのに日数がかかったりします。
もしや?と思って、この黒龍クリームを塗って保護しておいたら、翌日にはしっかりと傷が閉じていました。さすが薬用!普通のハンドクリームだと、ここまで保湿の効果は感じません。あかぎれ・しもやけで悩む人たちのために開発されたっていうのがとても実感できました
顔に使うときは、量を控えて、また、ハンドクリームとして、使っていこうと思いました。
投稿日時:2012/02/12 : 眼科ナースのつぶやき 提供:株式会社黒龍堂