進化を続ける100年企業　株式会社　黒龍堂／キングダム　アクアエマルジョンファンデの口コミ（クチコミ）・レビュー（エアロさん）

黒龍堂といえば、一昔前までは「薬用クリーム　黒龍」であった。

私も以前、使ってみたことがある。クリームの概念を丸ごと覆すような水分を含まない、蓋用の

クリーム。（蓋などと軽い表現ではなく、圧力がま用蓋くらい、油でいっぱい）

最近は、「ポイントマジックプロ」っていうプレストパウダーが人気みたいです。

今年は、エマルジョンファンデを発売したようなのでお試しさせてもらいました。

キングダム　「アクアエマルジョンファンデーション」

パケは黒龍堂らしく、オサレ感はまったくない。

色は３色。

　オークル　１００

　オークル　１１０　（標準色）

　オークル　１２０

私の使ったのは、標準色の110番です。

色を出してみましょう。

上に塗っているのが　アクアエマルジョンファンデ

下に塗っているのが　アンネマリーボーリンドの練りファンデ　アイボリー

アクアエマルジョンのほうがより黄色がかっているのがわかりますでしょうか？

私はボーリンドのアイボリーだと、若干、白浮きするので、色的にはアクアエマルジョンのほうが

肌の色にしっくりなじみました。

つけるときはクリームファンデのテクスチャーなんです、↓のようなスポンジが付属しておりこれで伸ばす。

伸ばした瞬間から、肌の上でパウダーファンデのような感触に変わりますね。

なんというか、クリームファンデ特有の油の重さが感じられないというか。。。

かといって、仕上がりがパウダーファンデのようなパサツキ感はないという。

不思議。

でも、「アクア」と謳っているほどみずみずしくも無く。。

「生ツヤ肌」と魅力的に書いてありますが、どちらかというとつけたばかりのときは、セミマットです。

思ったほどのツヤ感はないな～とおもいました。

ツヤでいえば、ボーリンドのほうが出ます。

でも、揮発性のシリコンがトップですので、毛穴レスになろうとすればアクアでしょう。

全成分：
シクロペンタシロキサン、水、酸化チタン、PEG－10ジメチコン、酸化亜鉛、トリエチルヘキサノイン、パラフィン、ペンチレングリコール、セスキイソステアリン酸ソルビタン、水酸化Al、加水分解コラーゲン、ヒアルロン酸Na、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミド2、クエン酸Na、BG、ヒドロキシアパタイト、塩化Na、ステアリン酸、マイクロクリスタリンワックス、ケイ酸(Al/Mg)、セスキオレイン酸ソルビタン、トリメチルシロキシケイ酸、ジミリスチン酸Al、シリカ、マイカ、トコフェロール、ベヘニルアルコール、ペンタステアリン酸ポリグリセリル－10、ステアロイル乳酸Na、ポリクオタニウム－51、イソステアリン酸フィトステリル、フェノキシエタノール、酸化鉄

ちょっと感心したのは、「セラミド」を入れちゃっています。

色も酸化鉄で出しておりますし。（タール系ではありません）

仕上がりは、ファンデの厚みを全く感じさせない、素肌感です。

ガッツリ、ファンデでアラを隠したい方には物足らないかと思いますが、素肌がきれいに見えるような

仕上がりが私は好きなのでカバー力に関しては満足です。

難点はやはり、ケミクレンジングを要すること。

私の好みとすればオーガニックミルクレでは落ちなくとも、石鹸を併用すれば落ちる程度のファンデが

好きで、このあたりは、こだわりがあるので、なかなか、仕上がりはきれいでも、ちょっと連用は厳しい。

これをつけて職場に行った日、朝のは誠に毛穴レスできれいな肌に見えた。

しかし、昼休憩でメイク直しをしようと、コンパクトを開いて鏡を覗いたときにびっくりした。

毛穴（特に頬）がパッカ～ン！！

衝撃の映像かと思いましたわ。

オーガニックファンデやMMUのように時間が経つと皮脂と混ざりあって自然に消えるという現象が

起こらず、地滑り型、崩れで、毛穴がものすごく目立っておりました。

最近は寒暖の差が激しいので、どうしても毛穴が、目立ちやすい季節ではあるけど。。

シリコンをたくさん使っているファンデ特有の崩れ方が私には、ちょっと物悲しい秋ではある。

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