『こまもの本舗』
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【注意喚起】
あくまでもここで書いていることは私個人の考えで行ったことです。同じことを実施なさる場合には、自己責任の範囲で行っていただきますようよろしくお願いいたします。
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プリンターのインク詰まりに関しては、しばらく印字しないでいると起こることがあります。その時点で機器に付属のノズルのメンテナンス法を試みのがいちばんよいのでしょう。
ところがわたしの場合、そういうときには数回試みて断念してしまうことがよくありました。かすれて不十分なまま使いつづけたり、場合によってはそのままプリンターを放置してしまったりしがちでした。
プリンター洗浄液に関してはイメージとしては、インクの代わりにノズルの部分に液を流して出力するのかと思っていました。今回入手したものは手動でノズル部分を洗浄するというタイプでした。
洗浄液は写真のようなパッケージに入っていました。意外とコンパクトな箱に感じました。
箱の裏側には中に入っているものと同様の使用方法が記載されていました。
中に入っているものは取扱説明書、チューブのついた注射器、洗浄液の入った容器です。
洗浄液はうすい緑色で泡立っています。注射器に吸い込むときに泡立たないように入れました。
こちらはチューブがついたプラスチック製の注射器です。
Epson,Canonのヘッドによって使い方が異なります。わたしの持っているプリンターはいずれもEpsonの2機種です。ヘッド部の形状は多少異なりますが、多色のインクカートリッジを取り外すと、ノズル部分(上の写真のオレンジの矢印の示す部分)が露出する構造になっています。したがってこのノズル表面部分にインクが固まりがちになり、インクの流入を妨げていると直感的に理解できます。
すると、このノズル表面のインクのかたまりを取り除くことがこの洗浄液の主目的ということになりそうです。
ノズルチェックの結果からはインクの詰まっているのは主にシアンでした。したがって黒色は出ますので、白黒の文書には支障はありませんでした。しかしカラーの印刷はシアンなしではうまくいきません。
シアンのインクカートリッジおよび、その周囲の指が入るだけのカートリッジをはずしました。明るいところでこの作業を行わないとノズルの部分が暗いと見えにくいです。シアン以外のカートリッジもいっしょにはずす理由は、指がノズル部分に到達しないとノズルに注射器のチューブの先端をしっかり入れられないからです。
(注意)はずしたインクカートリッジは、開放状態で中のインクがこぼれやすくなって周囲を汚す可能性があります。
注射器に5mLほど洗浄液を注射器のピストンを引いて入れました。注射器の先端についているチューブの先端をノズルのコーン型の部分に指で差し入れます。しっかり入れないとピストンを押す段階で液が周囲に漏れてしまいます。できればこの段階でテッシュペーパーかキッチンタオル(こまかいもの)でノズルの周囲においておくとよいでしょう。
あとはピストンをおもむろに感触をみながら押す、そしてころあいをみて引くの操作を繰り返します。結局固まったインクを溶かし出し、洗浄液がノズルの色(私の場合にはシアン)色にならなくなるまでピストンの押す、引くの操作を繰り返してみることにつきます。ピストン内はこの作業でインクのシアンの色になってきました。この色が出なくなるのがめやすかと思いました。
ノズルを乾かした後、目詰まりが解消しているかどうか、通常のノズルチェックを行ってみるとよいです。
使い方は簡単に感じました。インクで手が汚れがちになりますから、使い捨ての手袋を着用することをおすすめします。インクよっては手についたら取れにくいので、万が一ついた時にはせっけんを使って洗浄するとよく落とせます。
それから、インクヘッドの周りに洗浄液をこぼさないようにします。プリンターの下は厚く新聞紙などを敷いておくことがおすすめです。とくに基盤部分に洗浄液がついてしまったら、故障の原因になる可能性が高いです。同じくヘッドの下には、インク洗浄時のグレーのスポンジが装着されています。
ここに通常はノズルから出て来るインクは貯まっていきます。ヘッドの下に洗浄液が大量に流れ込むとヘッドの稼働時に駆動への影響があることがあります。余分な洗浄液をヘッド周囲にこぼさないようにします。すぐにスポイドやテッシュペーパーなどで吸い取るほうがよいでしょう。
実際に1台のほうは、かなり洗浄液がそうした部分に入り込み、稼働時に音がするようになりました。これは私の洗浄操作の未熟さにより、こぼした責任が大きいといえます。
さまざまなリスクのある作業といえます。生じたことはすべて自己責任で、その覚悟のうえでそうしたリスクとベネフィットを勘案して理解したうえで行う操作だと考えます。
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あまがえる 2017-07-20 07:42:09 提供:プリンタス株式会社
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