以前
で酷使しているプリンタの動作を復活させました。
インク消費量が半端ないので互換インクを使ってきましたが、
こまもの本舗さまの「超ハイクオリティ互換インク」なるものにずっと興味をもっていました。
公式サイトでの通販に加え、楽天やyahooなどにも出店されています。
このプリンタ機種のインクはすべて「染料」であるのに対し、「顔料」の互換インクも販売されています。
染料と顔料の違いについては今回省略します。
ここから、「超ハイクオリティ互換インク」を「HQインク」、普通の互換インクを「STDインク」と便宜的に書きます。
STDインクはとにかく安い通販の店で買っていました。こまもの本舗さまではありません・・・。
今回エプソンIC50互換のHQインクがお安くなってきたこともあり使ってみることにしました。
STDインクがきれた順番に徐々に置き換えるのではなく、総とっかえです。
・使っているうちに入れ替わるとはいえ、通常互換インクをきれいさっぱり洗浄したい。
・廃インクタンクリミッターがかかるくらい酷使してきたのに、一度も洗浄をしたことない。
というわけで
こちらの「洗浄用カートリッジ」のモニターに応募した次第です。
こまもの本舗 EPSON、Canon、brother洗浄カートリッジモニター募集
ここからはこまもの本舗様から提供いただいた洗浄カートリッジのレビューとなります。
また同社のHQインクを取り付けました。こちらは自腹です!
発色に加え、経時変化が小さいことも売りなので、これからの印刷結果を継続的にチェックする必要があるでしょう。
またインク品質の安定性も気になります。
つまりHQインクのモニター募集マダー?ってことです(笑)。
洗浄手順は こちら に書いてあります。
今回モニターしたエプソンのIC50は特にインクを多くためこむ構造のため、より念入りな別マニュアルが用意されています。
マニュアル通りなので簡単に記述していきます。
テストに使った紙は印刷ミスしたもの・裏紙などを使っています。
1.洗浄カートリッジへの交換(今回全色)
2.「テスト用印刷シート」を10枚印刷 ベタ塗りのデータです。
上から
STDインクで普通に印刷・洗浄カートリッジ取り付け直後に印刷(1枚目)・洗浄インクで印刷3枚目・洗浄インクで印刷10枚目
となります。
5枚も印刷するとかなり薄くなっています。もういいんじゃね?と思いましたが、レビューなので10枚目まで印刷してみました。
3.ヘッドクリーニング実行
4.二時間放置
5.ヘッドクリーニング実行
ここでノズルパターンを印刷してみました。
肉眼でも全くみえません。透明な洗浄液ばかりになっていることがわかります。
6.HQインクとりつけ
洗浄カートリッジを外してHQインクをつけます。
交換直後に自動で一度ヘッドクリーニングが入るので、いきなりテスト用シートを3回印刷してみました。
1枚目のライトマゼンダにシマが見えましたが、3枚目ではもうきれいにベタ塗りされていました。
マニュアルには10枚程度印刷しろとありましたが、これ以上変化しなさそうなので打ち切りました。
状況しだいで個々の判断となります。
ここでSTDインクとHQインクで同じ紙(写真用光沢紙・紙タイプ)に印刷した結果を並べます。
一番下はより高級な印画紙タイプの光沢紙にHQインクで印刷したものです。
印刷直後だと発色はあまりかわらないと思いきや…黒が全然違う!
左がSTD、右がHQです。
STDインクは「黒に近い濃い青」に見えます。もしかしてインク薄い?
これは色があせるあせない以前の問題なので、今後気にしていきたいとおもいます。
以上長々と書いてきたわけですが、今回のレビューは
「うちのプリンタは詰まっていないから、目詰まりへの効き目については言及できない」ことに大きな注意がいります。
しかし少なくとも「洗浄カートリッジによって既存のインクが一旦ほぼすべて洗浄された」ことは確認できました。
洗浄カートリッジは2-3回使えるということなので、また様子をみて洗浄作業をしようと思います。
一番は「気分的にサッパリした!」です!
黒の発色がSTDとHQで違ったことも洗浄を挟んだからこそ気づいたのだと思います。
投稿日時:2018/07/15 : Mossanz工房[もっさんずこうぼう] 提供:プリンタス株式会社