『北海道富良野のお取り寄せスイーツ 菓子工房フラノデリス』
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お嬢様の父は、もとお坊ちゃま、そう決まっている。
お坊ちゃま育ちの父は、一流のぶきっちょだし
とりあえずシモジモがやる掃除のことなんて
知るはずもない。
お家の大工仕事やちょっとした手直しなんて
たぶんやったことなどなく育ってしまった
もとお坊ちゃま歴の父。
そんな父でも年末というと
気分は大掃除を、と思うものらしく
普段は持ち合わせていない“やる気”を
ぜんぶかき集めて、急に掃除をしたがる。
だけど気分は、御殿様。
殿様商売ってこういうこと?って思うほど
父が掃除を始めると面倒くさいことが
次から次へと巻き起こる。
そして、やらなきゃいいのに
大掃除にも当然、参加。
脚立を持ってきて、天井の板を拭いたり
脚立に乗って、照明の傘を外したり…。
ここだけ読むとめっちゃいい父でしょ?
このあたりからぜったいやばい。
逃げるなら、ナウ!!
父がやるという照明の掃除、
父が実際やるのは、
照明を外すところのみ。
拭いたり、洗ったり、
父の指示通り、
ドライバーを持って来たりするのは
周囲の家族。
「あのアレもってきて。」
「アレって?」
「ドライバー。」
「ドライバーね。」
「マイナス!」
「マイナスね。」
「じゃなくってプラス。」
父は、この間一度昇った
脚立の上から(たったの二段)
ぜったいに降りることなく
下界の私たちに
監督席(2段の脚立の上)から用を立て続けに言い続ける。
父の掃除が始まると
なんかずっと鬼軍曹に怒られているような…。
お父さん、もう掃除は…そのぐらいで…。
父が、どうだ!!と言わんばかりに
私たちの留守に「やっといた」と言い張る
トイレの修理。
トイレのフタのネジが緩んで
ガタついていたんだけれど
父が選んだアイテム
それは、
「コンクリート用補修ボンド
~日曜大工に威力を発揮!」
って書いてあるやつ。
トイレのフタって可動させるものじゃない。
それをボンドで固定…。斬新すぎる。
プププ。動かないよね。
やっちゃったんだ、父さん。
プププ。補修…じゃなくてちょっとした悪戯?
もう、母が、怒る、怒る。
烈火のごとく。
ボケたんじゃないか、とまでぼやいていた。
それもそのはず。
父が塗りたくったボンド(コンクリート用)が
ジャリジャリとトイレを削っていて
慌ててそれを金属ヘラでこそぎ取り
それから、ドライバーで金具を締めて完了させたのは
母です。
父は、自信満々で言いました。
「直しといたから。」
正しくは、「壊しといたから。」のほうが
むしろ正しい状況ですよ。
父には、まったく悪気はありません。
ただ、もとお坊ちゃまは、
修理に向いていないだけです。
父が拭いてくれた天井の下
私たち家族は
仲良く…たぶん…
新年を迎えています!
【菓子工房フラノデリス】聞かせて!あなたのお父さん自慢! ←参加中
あっこ森 2013-06-07 00:00:00 提供:株式会社ルノール
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