『ライフパレット』
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ライフパレットのWebマガジン、ColoredDaysMagazine1月号の特集は、
“病気体験を書くということ。”(http://mag.lifepalette.jp
)
この中に書き方の見本として、たくさんの病気体験記のレビューがあります。
今回私はその中の1つを読んでみました。
読んだのはこちら ↓ です。
・読んだ病気体験記の名前:卵巣嚢腫摘出記「天使の卵が割れるまで」
・病気体験記のURL:http://lifepalette.jp/palette_book/show/150/51#/articles/1423
・読んだ部分のはじめの記事のタイトル:「カユイっ!」
・読んだ部分の終わりの記事のタイトル:「カウントダウン」
30代の女性、みのりさんが書かれたものです。
病気にも命にかかわるものとそうでないものがありますよね。
病気体験記と言ったら、命にかかわるようなものばかりだと思っていたので、この題名を見た時にはあれっ?っと思いました。こんなのでいいの?って思ったんです。
実は私も作者のみのりさんと同じ病気にかかり、同じ手術を受けたことがあります。
これは適切な処置を受ければ簡単に治る病気だと思います。
なので、病気体験記を書くなんて思いも付きませんでしたけど、でも書いても良かったんですね。
書くことで自分もすっきりしますものね。
思えば最初に医者から病名を告げられた時に、それがどんな病気か分からずインターネットを使って検索をしまくりました。何時間も調べて、調べた結果疑問が出たらそれをまた調べて、そうやって個人のホームページにたどり着いたこともありました。医学的に説明するだけの記述と違って個人の闘病記はとてもタメになりました。
医者にどう説明を受けたか。入院生活はどうなのか。術後の回復はどうなのか。
いろいろ書かれていたものを隅から隅まで目を凝らして読んだ覚えがあります。
そうやって知った気になって、自分を納得させてから臨んだ医者との面談でしたから、とてもスムーズに理解できましたし、その結果安心してお任せできるという心境にもなりました。
どんな小さな病気でも、命にかかわらない病気でも、かかった本人にとっては大問題なんですよね。
そんな時に同じように悩んだ方たちの声が聞けたら、それだけでも安心できます。
今回読んだみのりさんの闘病記を読んで、そんなことを思い出しました。
あの時、私が病気を宣告されたときこのサイトがあれば、きっと眼を皿のようにして読んだことと思います。
そしてみのりさんの文章を読んで、ほっとしていたと思います。
なぜって、文章全体がとにかく明るいんです。
もともと活発で前向きな性格の方なんでしょうね。
病気に気付く前の生活から入院生活まで、困ったこともたくさんあったはずなのにそれを感じさせません。
そんなこと全然大したことないよ、という前向きの考え方がこちらにも乗り移ってきそうです。
今病気にかかっていても、よし!がんばるぞ!って気持ちになれるんですね。
それから医者とのやりとりも素敵です。
患者と医者は同格だと考え、きちんと態度に出せる方なんですね。
医者を下から見上げるような、変にへりくだったような、気を使ったようなところがないのも参考になります。
病気体験記は、それを書くことで自分の病気にちゃんと向き合えるというメリットがあると思うんですけど、それを読む人にとっても大きなメリットがありますね。
書かれた方を応援しながらも、患者側からの本当に知りたい情報を得られるんですものね。
どんな状況になっても、いえ、むしろ普通じゃない状況になった時の方が書くことに意味が出てくるんだなと、今回この病気体験記を読んで感じました。
ColoredDaysMagazine1月号特集は、”病気体験記を書くということ。”
とくえもん 2009-02-06 11:01:41 提供:株式会社メディエイド
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