Facebookで皆の活躍をみているとふと。『私なんにもしていないなぁ』と、考えてしまう。特に寒くて動くのも億劫なのでこたつでカタツムリ状態に…うーん、ダメだなぁ。自分スイッチが見当たりませぬ…さて、今日はカジキの西京焼きコンソメスープ山葵菜の辛子胡麻和えキムチごはんいたってシンプルなごはんにしました。カジキの西京焼きはたまたまスーパーで売っていた所に主人が『これ食べたい』と、持ってきたもの。あんまりお魚得意ではないので自分から食べられそうなものを選んでくれると、出しやすいですねあ、私はなんでも食べられます。もう明日木曜日！？なんだか一週間って早くて最近はお婆さんのごはんを介助にし病院まで行ったり、お爺さんの体調が思わしくなく、施設へ顔を出したりと、バタバタしておりました。人生において、介護をもっと知っていれば、ごはんの食べさせ方も上手く出来たり、服を着させるのも上手くできるのかもと思ってしまいます。もう、現実しなければならないので、手遅れですが四苦八苦しながら最近は会話もなかなか出てこないお婆さん。それでも、極刻み食というミキサー食に近いもので、点滴とともに完食することもなんとか出来るので、少しいいのですが。どうしても寝たきりでのご飯はむせる原因にもなるので気を張ってスプーンで少しずつ飲み込めるように。お茶を詰まらせることもあるので要注意です。お爺さんも、まさかのインフルエンザにかかってからご飯を食べなくなり、もう完全に寝たきりになりました。私のことや父母のことも何と無くわかるのですが喋るのもやっと。昨日の往診で家族との話もありました。いつ何時、どうなるかわからない状態です。静かに、痛くなく、苦しまない、家族の意向を伝えてきました。必死に生きているお爺さんを見ていると涙が溢れてきます。一緒にお風呂に入って身体を洗ってあげて、トイレの介助、オムツ、散歩…数年前はやっていました。3年前からの介護施設での生活で四季折々の行事を楽しんできました。大好きなカレーも今は食べたがることはなくなりただただ、眠るように横になっています。どうしてあげることもできないので顔を出して、そばにいるだけ。もう、水も取れなくなり始めています。お爺さんは91歳。88歳まで仕事をしてきました。寒い日も暑い日もバスに乗って、歩いて会社まで通い、会社のことをいつも考えている仕事一筋の人。社長として築き上げて今は世代交代をして父と変わりましたが書類を見せると、目の色は仕事モードに変わるお爺さんは本当にすごいと思います。もう、十分に仕事をしてきて身体を休める時が来たのかもしれません。家族は見守ることしか出来ません。昔の人にしては180cmもある身体なので大きなお爺さんです。がっしりした体型も今では43kg。一週間前は50kgはあったそうです。介助でお風呂に入れる時は小さな体の私でないと、家庭用風呂には入ることが出来ませんでした。自宅介護は本当に壮絶で、寝る間もないほどでした。今思えば、家族でよくやったと思います。明日また顔を出しに行こうと思います。父は、我が家の犬にそっくりなぬいぐるみを探して、枕元に置いてあげていました。何と無くわかっているかな…？明日、見てこようと思います。何もできない孫だったけど可愛がってもらいました。最後まで、ちゃんと顔を出しに行こうと思います。

ぷらむ 　 2015-01-21 19:00:45 提供：株式会社マンナンライフ