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お味噌汁の大冒険~実なし、オリーブ油、ベーコン、レタス、茄子・・・

「今日のお昼ご飯はいかがでしたか?」とスタッフが聞く。「美味しくありませんでした~!」という声が上がる。老い先短い年寄りに怖いものはない。はっきり物を言う。デイケア施設に通っている母によると、毎日そんな光景が繰り広げられる。先日は・・・
「今日のお味噌汁はいかがでしたか?」「実が何も入っていませんでした~!」


んな、アホな。でも、これも母によれば、もっともな回答だという。味噌汁の実はもちろんのこと、すべての料理の具材が小さく切ってある。目を凝らさないと、それが何なのか分からないほどだという(んな、アホな)。入れ歯のお婆ちゃんもいれば、咀嚼力の弱いお爺ちゃんもいる。食べやすいようにという配慮だ。でも、口の奢った達者なお婆ちゃんにとっては不服の種になる。だから、実のない味噌汁ができあがる。
我が家の食卓には味噌汁の実はおろか、味噌汁そのものがなかった。大病のせいで、生前の父には厳しい塩分制限と誤嚥の恐れがあった。味噌汁は塩分が高い。水分と固形物からなるので、むせやすい。とても、出せる代物ではなかった。
味噌汁は父の好物だった。料理には一切けちをつけない人だったが、テーブルに汁物が並んでいないときだけは不満をあらわにした。
hardboiled-kaigo-zenya.hatenadiary.com
母から食事の管理を預かった者として、それは心配したことの一つだった。でも、父は無理を言わなかった。味噌汁を飲みたいという素振りは見せなかった。
つい先日まで、高血圧にとっては御法度だった。それが一躍、健康食品として脚光を浴びる。味噌はアミノ酸やビタミン、ミネラルを含む完全栄養食。塩分も体に障らない。毎日食べてもいい。近年の研究で明らかになった。手の裏を返したような変わりっぷり。にわかには信じがたい。でも、ここまで喧伝するからには本当なのだろう。
俺も味噌汁は好きだ。世の中のせいだ。空前の味噌汁三昧を、親父よ、許せ。
とはいえ、手の内は狭い。豆腐、油揚げ、あさり、わかめ・・・いずれも好きなものとはいえ、味噌汁の実がマンネリ化してしまう。土井善晴センセの教えによれば、どんな具材を入れても美味しくなるのが味噌汁だという。簡単な料理だけに、奥が深い。ちょっと勉強してみよう。
だし
昆布、かつお節、煮干などでていねいにだしを引く。確かに、美味しい。できるだけ、そうしたい。でも、面倒なときもある。インスタントのだしなら、以下の項目に気をつける。
味噌
赤味噌と白味噌、寒冷地の味噌と温暖地の味噌といった具合いに、2種類の味噌を混ぜる。冬は甘く濃い目の白味噌仕立て、夏はさっぱりと辛口の赤味噌仕立てを基本にするといい。
汁の実
これも2種類以上の実を使う。色合いや香りの似ているものは避ける。毎日のように食べるものだから変化をつけたい。
作り方
味噌の風味を損ねるので、煮立たせない。
吸い口
汁物に添える香味。ねぎ、みょうが、青じそ、七味唐辛子、粉山椒、ごまなど。今の季節なら、すだちやゆずなんかも合うらしい。
■ほぼそのまま出典:お料理一年生(ベターホーム)
 最近、作ったのを。大体2人分、だし300mlで味噌大さじ1強の20gぐらで。少なめ。やっぱり塩分を考慮してまう。

オリーブ油を垂らした豆腐とわかめの味噌汁
オリーブオイル、入れすぎた・・・。
モニプラで当たったマルトモの「かつおまるごと」というだしの素を使った。食塩や化学調味料を使っていないというのが嬉しい。オリーブ油はネットの情報から。意外に合った。

利尻昆布でだしを取ったベーコンとレタスの味噌汁
これもネットから。ベーコンの脂のコクと火を通したレタスの苦味。豚汁の要領か。これも悪くない。

茄子と油揚げの麦味噌汁
茄子は母の好物。上に記した本にはなぜか載っていなかった。俺は茄子が得意ではないのだが、麦味噌のあっさりした風味と合うのではないのか。参照したレシピによれば、味が薄いと感じたらだしを増やせばいいとあった。減塩のテクニックとしてはお酢を垂らすなんてのもあり。よくやってたし、今でもやる。
■参照:なすと油揚げの麦みそ汁! | 料理初挑戦!すべての65歳独身男性が知っておくべき ガッツリ!和風料理の”コツ”!!
おふくろの味として挙げられることの多い味噌汁を息子が作る。「今日の味噌汁はいかがでしたか?」と聞いてみる。「・・・・・」。何の声も返ってこない。早いもので、父が死んでもうすぐ2年になる。おふくろは平らげた。それで、よしとしようか。
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ken   2019-02-19 23:49:55 提供:マルトモ株式会社

企業紹介

マルトモ株式会社

1918年(大正7年)創業。かつお節やめんつゆ、だしの素、チルド商品など、素材にこだわった商品を作っています。
私たちが大事にしてきたこと、そしてこれからも大事にしていきたいことは、「心ふれあう味づくり」。食べた人に感動を与えられ、コミュニケーションのきっかけになるような商品をお届けしていきたいと思います。

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