日ごろ何気なく料理につかっているかつおぶし。最近はかたまりを削って使うよりは削り節を使うことが多くなりました。小パックで風味が新鮮なまま保てているようです。そこで日ごろよく使っているマルトモの製品で味くらべをしてみることにしました。
入手したのは写真のとおり5種類の製品(A、B、➀、②.➂)です。
だしをとるには小パックで少ないので、直接皿に取って香りをかぎ、味わってみることにしました。その結果は・・・。
A
パックの中の削り節は細か。パックを開けると香りはほのかで手にとるとやわらか。口に入れたうまみはやさしく、のど元を通り過ぎ、コク、うま味ともあとに残らない。切れがいい。
B
パックの中の削り節は比較的けずった状態を維持している。パックを開けると魚介を焼いたかおりがまず来る。けずりぶしとしてはこれまで経験のない個性的な主張する香り。手にとると削ったかたちを保ち、見た目は存在感があるが、口に入れるとやわらかさがある。口の中のうまみは急速に広がるが、あとを引かない。
➀
パックの中の削り節は削った形状のものが多く残っている。パックを開けるとかつおぶしを感じさせる上品な香り。手にとるとふんわりとしている。口に入れたうまみはかむたびに広がり長続きする。うまみがしっかりしていると感じやすい。
➁
パックの中の削り節は細かにみえる。パックを開けるとふだん親しんだ穏やかな香り。手にとると形をたもつ。香りや風味はごく標準的。うまみの切れはAに近い。
➂
パックの中の削り節は細かい。パックを開けると香りはソフトなするめの印象で、あとをひく好印象。削り節を手にとるとやわらか。口に入れたうまみはやさしく、比較的長続きするがさわやか。噛み応えあり、味がかむたびにする。
☆の数(5段階)で表にして比較してみました。
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あまがえる 2020-02-10 08:51:48 提供:マルトモ株式会社
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1918年(大正7年)創業。かつお節やめんつゆ、だしの素、チルド商品など、素材にこだわった商品を作っています。
私たちが大事にしてきたこと、そしてこれからも大事にしていきたいことは、「心ふれあう味づくり」。食べた人に感動を与えられ、コミュニケーションのきっかけになるような商品をお届けしていきたいと思います。