モニタープラザさんのプロジェクトに参加しますっ!!【チョコレートを通じて、家族や友人など周りの人たちを幸せにするようなストーリー】が募集テーマ!!
あります、あります、チョコレートをもらって本当にほんとうに嬉しくて涙したこと。
それは…独身時代に海外ボランティアとして派遣されていたブルガリア共和国でのお話です。ブルガリア共和国は、ヨーグルトの国としても有名で某有名メーカーのヨーグルトのCMで映し出されている自然豊かな国です。本当にとってもいい国で、いい人達ばかり、今となっては私の第二の故郷ですが派遣された時は、時期が悪かった…。12月の中頃で、辺り一面雪景色。くる日もくる日も雪が降っていて空は灰色。道路はスケートリンクのように氷っていて、靴の底から冷気があがってくる感じ。靴下を二枚はいていてブーツを履いているのに石畳の氷がはった道をあるくと足全体がかじかみました。夕方4時ぐらいには既に暗いというように日がとても早く暮れます。朝も9時すぎまで暗い。なんか、時間の感覚がつかめなくて寝ても寝ても体の疲れが癒えませんでした。ものすごく勉強していったブルガリア語も全然通じないし、日本のように何もかもがスムーズに事が運ぶっていうことがなくてストレスがたまって、たまって辛かったです。
そんな嫌〜な気持ちで過ごしていたので、朝なかなか起きられなかったんですよね…。ホストファミリーのママが心配して「大丈夫?」「あったかいハーブティー飲むとおちつくよ?」とやさしく話かけて下さっても、「私は低血圧だから、、、」「日本よりずっと暗いから起きられないだけなの、、、」とそっけなく言っていました。心の中では【外で全然言葉が通じないんだから、家でもブルガリア語を使わないといけないなんて…お願いだからベッドルームまでブルガリア語で追いかけてこないでよ〜!!】なんてママの親切を邪険に思っていました。
ある日、ママが「TANKO、はいチョコレート。ってチョコを差し出してくれました。低血圧の人は朝チョコレートを食べるといいのよ〜。さぁ、遠慮しないで食べなさい。ベッドに入ったままで食べちゃっていいからね。チョコレートを食べると低血圧が治るからね〜。TANKOはここのところずっと具合が悪いから美味しいチョコレートを買っておいたのよ〜。これドイツ製なんだからね〜これ食べたらすっきりして朝起きられるようになるよ!!」ってチョコレートをくれました。ドイツ製のチョコレートって、当時のブルガリアではとても高価なものだったんです。4人家族で食べる食事2回分のパン1つ(ロシア風のでっかいパンです)が日本円で約25円なのに、そのチョコレートは日本円で約60円もする子どもたちが憧れる高級チョコ!!お誕生日やクリスマス、他所のお家におよばれするときに手土産に持って行くようなメーカーのもの。
私、チョコレートが低血圧に効く!なんて話聞いたことがなかったのですが本当に効果があるのでしょうか?
昔、昔、日本でチョコレートがとても高価だったころ、子どもたちがやたらとチョコレートを欲しがるから親が「チョコレートを食べ過ぎたら鼻血がでるから、食べすぎちゃダメ!」なんていう、食べさせるのを我慢させるための根拠のない話をしていた???的な感じのブルガリア版なのかな?子どもで低血圧っていないと思うし…。ママ、子どもがチョコを欲しがっても「チョコって低血圧の人が食べるといいんだよ。元気な人は沢山食べちゃダメなの!!」なんて言っていたしな〜。真相はどうだかわかりませんが、甘いものって心身をリラックスさせ安心感を得ることができるものだとは思います。ママが自分の子どもには買い与えないのに、無理して私のために買ってくれたチョコレート。ベッドの中でコッソリ一人で食べることに後ろめたさもあったけど、甘くて美味しかった。
当時、私は「朝がきて起きたら日本の自分の家のベッドだった!なんてことがあるかも知れないから今日はもう寝よう!色々考えないでとにかく寝よう!」なんてありえないことを考えていたのですが、ある日、起きたらやっぱりまだブルガリアで…。そして、ママが突然にベッド脇にやってきて「チョコレートを食べろ」なんて真顔で言っていて…。
ママの優しい気配りに応えたいな〜、そのうちなんとかなるだろ〜、なんて思っているうちに花が咲き乱れる春がやってきて、夢の中でも流暢にブルガリア語を話している自分がいて…。あのチョコレートは、私を異国で奮闘させる魔法の一粒だったような気がします。
「想いを贈る」をテーマにチョコレートを始め洋菓子の製造販売を行っている、
メリーチョコレートさんは、昭和33年に日本初のバレンタインフェアを行った会社だそう。
一人では食べきれない程のチョコレート、誰と、どうやって召し上がりますか?そうですね〜。当たったら、うちの息子がお世話になっている保育園のイベントの時に持って行って皆で頂きますっ!チョコレートは、ほっこり、みんなを笑顔にするから。保育園の名前がメリーさんなんで(羊のほうですが…)ウケると思います。笑。
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田中 知子 2008-10-11 00:40:53 提供:株式会社メリーチョコレートカムパニー
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昭和33年に日本初のバレンタインフェアを行ったメリーチョコレートは、「想いを贈る」をテーマにチョコレートを始め洋菓子の製造販売を行っております。
世界最大のチョコレート展サロン・デュ・ショコラ パリ2018において、フランスのチョコレートの格付けで権威のあるC.C.C.(フランスチョコレート愛好会「CLUB DES CROQUEURS DE CHOCOLAT」の略)により、メリーチョコレートの海外戦略ブランドが最高位の金賞を3年連続受賞。サロン・デュ・ショコラ パリには2000年より出展し、国内で最多出展・最多受賞になります。