私の心に残る思い出のお菓子。
それは『水あめ』です。
小学生のころ、学校から帰ってランドセルを置くと、
100円持って、友達と待ち合わせをして、
よく駄菓子屋さんに走ったものでした。
大抵、友達とあーでもない、こーでもないと言いながら、
10円、20円、30円くらいのものを何個かづつ組み合わせて、
100円分のお菓子を買って公園なんかで食べていました。
でも、なんだか自分の中で『特別な日』は、
100円の水あめを1個だけ買っていました。
その水あめは、出来合いのモノではなく、
駄菓子屋のおばあちゃんが
大きな入れ物に入った水あめを
短めの割り箸にくるくるとまきとってくれるものでした。
味は「ソーダ」と「コーラ」と「プレーン」があって、
好きな味を選べるのですが、
私はいつも注文する時に、
「ソーダ」と「コーラ」で迷ってました。
だって、どっちも美味しいんですもの…
ある日、あの日は友達と喧嘩しちゃったんだったっけ?
なぜかは良く覚えてないのですが、
放課後ひとりで駄菓子屋さんに行きました。
ひとりで何にしようかなどいろいろ考えるのも寂しくて、
その日は水あめ1個にすることにしました。
でも、やっぱり「ソーダ」か「コーラ」かでは迷ってしまいました。
すると、駄菓子屋のおばあちゃんが、
「特別だよ!」
と言い、「ソーダ」と「コーラ」、両方の水あめをくれたのです。
とっても嬉しくて、どっちから食べようか、交互に食べようか、
そこでまた贅沢な悩みをしちゃったのですが。
ふたつとも、とっても美味しくいただきました。
その後、またお友達と駄菓子屋さんに通い、
どっちにしようか悩みながら
たまに水あめを買ったりしていたのですが、
水あめを買うときは、
おばあちゃんと秘密を共有してるようで、
なんだかくすぐったかったのを覚えています。
『水あめ』は、私にとってそんな思い出のお菓子なんです。
株式会社メリーチョコレートカムパニー
★メリーの新商品!クッキー詰め合わせ「ル ボヌール」を15名様にプレゼント★ ←参加中
みのり 2010-04-14 01:00:15 提供:株式会社メリーチョコレートカムパニー
Tweet |
昭和33年に日本初のバレンタインフェアを行ったメリーチョコレートは、「想いを贈る」をテーマにチョコレートを始め洋菓子の製造販売を行っております。
世界最大のチョコレート展サロン・デュ・ショコラ パリ2018において、フランスのチョコレートの格付けで権威のあるC.C.C.(フランスチョコレート愛好会「CLUB DES CROQUEURS DE CHOCOLAT」の略)により、メリーチョコレートの海外戦略ブランドが最高位の金賞を3年連続受賞。サロン・デュ・ショコラ パリには2000年より出展し、国内で最多出展・最多受賞になります。