夏休みの終わりに、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車に乗って終点、欅平まで。
欅平は雄大な黒部川(その先に有名な黒部ダムがあります)と、
ほぼ手つかずの自然が残されており、
本当に空気が綺麗で、自然のダイナミックさ、力強さに圧倒されます。
人間なんて、本当にちっぽけだなぁ~と考えさせられます。
自然のあるがままを残しているので、
所々に、危険を知らせる看板が立ち、
保護用のヘルメットが用意された棚があったりします。
看板はこんな具合に書かれています。
「散策できるように整備はしておりますが、100%の安全を保障しているものではありません。
常に落石等の危険がついてまわることを十分理解していただき、
自己の責任において出来るだけ立ち止まることなく注意して散策してください。
怖いと思ったらここで引き返してください。
しかし、この先は生きている黒部を体感できるエリアでもあります。
猿飛峡展望台を訪れた方には、きっと感動を与えてくれることでしょう。」
う~ん・・・ 悩ましい看板だ。
危険だから、行くなというのか、
それとも、危険を冒して絶景を見て来いと促してるのか、
自己責任、自己判断ってことね。
で、私は後者を選択。
だって、この自然を見てしまったら、
病に倒れ病室で苦しみながら死ぬより、
この自然の中で果てるなら、自然の一部である人間として本望
とか思ってしまったもので(苦笑)。
で、その先に広がった景色。
絶景かな。
特別名勝・特別天然記念物に指定されている猿飛峡です。
お気に入りの1枚。
水の色が違います
ちなみに、トロッコに乗り遅れたら、もう最後。
その日のうちには帰れなくなります。
万が一取り残されたり、山道で遭難(!?)した時に備えて、
チョコレートやチョコキャンディーをリュックに入れて行きました。
大自然の散策でお腹も空いたし、疲れも感じたので、
チョコの甘みは幸せの味。
猿飛峡の展望台にはベンチがあるので、
絶景を眺めながら頂いたチョコはさらに満足の味。
皆さまもチョコの用意をお忘れなく
自然を甘くみたら、いけませんっ
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