バレンタイン百物語　バレンタインストーリーを大募集！

OLとして働いていた頃、


大好きだった優しい先輩がいました。


とっても頭が切れて、お話上手で、爽やかフェイス


会社中の女の子の憧れの的でした








同じ課に勤めていた私は、


その課に女の子が一人だったこともあり、


彼にとっても優しくしてもらっていました






仕事で失敗した時は、慰めてくれたし、


仕事が難しくて、戸惑った時には、助けてくれたし。


一緒に飲みに行くと、とっても上手なマジックで
私を笑わせてくれました




本っ当～～に、一緒にいて楽しかった日々　










そして、二人の間で　ニコニコが増えるたび、
私、彼から愛されてるかも






そう思っていた日々。












クリスマスがやってきました。


（※　正確には　クリスマスから数日後。。）








彼から、小さなプレゼントを貰いました。




「３日遅れの　サンタさんより」






そんなお手紙が添えられて。








当時流行っていた歌は　松任谷由美の　「恋人はサンタクロース」






「３日遅れのサンタさんより」なぁんて、
さすがに、ちょっと「キザ」って　思いましたが。


私にとって。。サンタさんは、もう彼しか居ない・・


そんな毎日










月日が流れ、バレンタインデー　がやってきた時。










会社で彼がお仕事を終えるのを待って、
一生懸命彼のために選んだチョコを、彼に手渡しました。
ドキドキしながら。






「ありがとう」って微笑んでくれた
その笑顔が　またとっても素敵で・・・








彼に　くびったけ


当時、私の毎日は　
彼で回っていたのかもしれません。













そんな日々を過ごしながらの　２ヶ月後。。












結婚しました























彼、他の女の人と　　

















・・・・・・・・・　
























バレンタインから　たった２ヶ月後。。。チ～ン　




















馬鹿な私にとっては
何が、なんだか訳が分からない出来事でしたが










私の心は　なぜか　すっきりしていて・・・・










きっと、もしも彼が結婚してしまった後だったら・・・
彼に奥さんがいたら。。。






私は、一生彼に想いを伝えることができなかったと思うから。






結婚式よりも２か月早く　バレンタインデーが来たからこそ、
彼に想いを伝えることが出来たんだと思うから。








彼の優しさは、　私を妹としか見て無かった。。
そう分かったことは、確かに辛かったけれど、










でも。。。










想いを伝えられれば・・




なんだか幸せ。






想いを伝えられないよりも




もっと幸せ




















人を好きになるって。。






不思議ですね











今年も沢山の女の子の力になってくれますように。。
私の心を届けてくれたチョコレートに　感謝の気持ちを込めて。




kokage













バレンタインにメリーのチョコレート

kokage 　 2008-12-18 22:24:19 提供：株式会社メリーチョコレートカムパニー