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万葉樹さん
ブログで、芸術評論、時事問題を扱っています。映画・アニメ・ドラマのレヴューや、二次創作小説も書いています。
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雨の足音が軍隊の行進みたいに響いていた
「君の温もりは宇宙が燃えていた」
あの世の花に語ること
我が輩は猫であるは、働き蜂の願望?
なんとなく突然聞きたくなった、「コンドルは飛んでいく」 死んだ王様がコンドルになって飛んでいく歌なのだと最近知った 遺骸を食するために美しい羽を生やさないコンドル まさに砂漠や翠のとぼしい高地にはぴったりの生き物 この歌を聴くと、どこかにこころが運ばれてしまうような感覚がわきあがる むかし京都で見たインカ帝国の秘宝展を思い起こしてみた ひとはたぶん「いま、ここ」から逃げ出そうとするときに、古代を夢想するか、ありえない未来を望むか より確実な現実としてのむかしを私は望むだろう 昨日ばかりをふりかえる人間はきっと どこにも行きやしないで、時間ばかり掘っているめくらのもぐらみたい 死を食べて生きのびるその鳥はどこか寂しげで いつもするどく恐い眼をしているけれど その鳥はどうやらコウノトリの親戚らしくて そして、ミンクのコートを羽織った王様みたいな風格がある 高さに生きるものって、けっきょく屍をたべて生きてきたものなのかもしれない なにをもって「死」と思うかはひとそれぞれだろうけれど その鳥は大きな死を食べることができる ただ、残念なことにただひとつ 自分の死だけは食べることができない だから、けっきょく誰かの死をもとめて飛んでいかなきゃいけない 続きを見る ['close']
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