“いま、医療を考える…
[2008-09-29 10:08:53][
ブログ記事へ]
母が4月末に脳梗塞で倒れ入院したことは、何回もこちらのブログに書かせていただきました
母は86歳になっても元気で一人暮らしを続けておりました人一倍負けん気が強く(私も母譲りかな?)頑張屋です
でもやはり年には勝てなかったようです
1晩中マンションの廊下で気を失い、誰にも発見されず…
明け方になり新聞配達の方に発見され、徐々に意識を吹き返し近所の方も集まってくれ
救急車を呼ぶことになりましたが母は頑なに拒んだそうです
母の中ではある方の顔が浮かんだことでしょう
それは何十年も診ていただいている、息子ほども歳の差があるDrTです
皆さんに部屋まで運んで頂き、私が母の所に着いた時は、母は言語障害を起こしていました
私はすぐにDrTに連絡をしますとすぐに飛んできてくださいました
母の顔を診るなり、「入院だ「!」救急車呼ぶぞ!」とおっしゃって…
救急病院に手配をしてくださいました
しかし母はここでも拒否…
DrTは「しかたない、僕の車で連れて行くよ」と家まで車を取りに行き迎えに来て
くれました
DrTの顔を見た途端母は少しずつ話せるようになりましたホッとしたのでしょう
無事入院することが出来ましたが、それからが大変!
入院先の主治医の先生を全く信用しないのです
しかも薬もそこの病院のは拒否…
仕方がなくDrTに相談をして説き伏せていただきました
何日も点滴が続くと(1日に6本)、「そんなことするなら退院しゃうから…」と脅迫
困った婆さんだぁ…^^
お蔭様で治療のかいがあり2週間で無事退院…
本来ならばこちらの病院へ通院しなければいけませんが
「私これからはDrTに診てもらうからここへは来ません」と言ってしまった
その後DrTはずっと往診をしてくださいました
母の頭にはDrTしかないのです
そこまでに母が信頼を寄せているDrT…
きっと母は最期はDrTに看取ってもらうつもりなんでしょう
今医療の問題、医師の問題など山積されていますが…
こんなに患者から信頼されているDrもいるのです
ちなみにこのDrTの医院はお年寄りの患者さんで、いつもあふれかえっております
気さくに往診もしてくださいますし…
あっ、私も実は診ていただいています
この地域では現代の「赤ひげ先生」」と思われ慕われております
いま、医療についてなにを思い、なにを望みますか?―あなたの声を聞かせてください
続きを見る
['close']