私の祖母のバレンタイン物語です♪
[2008-12-22 20:39:17][
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株式会社メリーチョコレートカムパニー@モニタープラザさんのバレンタイン百物語に参加させていただきます
私の祖母のお話です
日本のバレンタインの歴史は、もう50年になるそうですが、私が、高校生や大学生のころは、今から30年ぐらい前ですが、まだ、バレンタインって今よりもっと特別なことで、チョコレートを買っても、本命さんの彼氏に渡せない女の子がたくさんいたように思います
私の大好きな従姉のMちゃんもそんな女の子の一人で、お付き合いをしていた彼氏とせっかくデートしても、大好きすぎて恥ずかしくて渡せない、どうしようとおろおろしておりました
当時、祖母はMちゃんのお家に同居していたので、可愛い孫の窮状を見るに見かねたのでしょう
バレンタインのデートに、彼氏がMちゃんを誘いにきた時、
突然、普段部屋にいつもいる祖母が玄関に出て、彼氏に、カードつきのバレンタインのチョコレートを渡したそうです!
それだけでも、Mちゃん一家はビックリだったのですが、
さらに、ビックリしたのは、カードの中の言葉です
そこに書かれていたのは、習字の先生をしていた祖母の達筆で、
「早く、嫁にもらいに来てください」と書かれていたのです
もちろん、Mちゃんは、恥ずかしくて大泣きしたそうですが、結果は大花丸!
無事、その彼氏は、Mちゃんと結婚して、今もとっても仲良く暮らしています❤
ただ、その話は、瞬く間に親類に広まりましたので、私たち残りの孫達は、
おばあちゃまの世話にならなくてもバレンタインのチョコレート渡せるから大丈夫よ!が合言葉になりました!
祖母はそれからしばらくして亡くなりました
でも、今でも、バレンタインになると、
孫一同、おばあちゃまのバレンタインと言って祖母を懐かしんでいます
バレンタインにメリーのチョコレート
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