イギリスのミッドセンチュリーの閉塞感
[2010-04-01 00:04:20][
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subj「17歳の肖像」
place
category試写会
date10/3/30
impression
2009年度アカデミー賞で主要3部門(作品賞主演女優賞脚色賞)にノミネートされたイギリス映画一言で言うと勉強一筋優等生美人の女子高生がが三十歳の大人に、それまで見たことも経験したこともなかった煌びやかな大人の世界を見せられてコロっと騙され、その経験によって大人の階段を登る話です(原題「An Education」)
タイトルからもオチが薄々分かってしまうように、ストーリーに目新しいところはありませんしかし女性の地位が低かった時代、また情報を得るのが難しかった時代、その時代の女性の自由の無さあるいはそれを利用する男の存在は、現在の視点から見るとありえない感じがすますが、希ではなかったのかなとも思いますまた時代設定が60s初頭、ビートルズ出現前夜という時期で、繁栄する同時代のアメリカと対照的な英国の重苦しい時代感、特に女性解放前の閉塞感を表してる感じは素晴らしかったです
また「テディボーイズ」なんかの時代を写した言葉、あるいはきらびやかな女性のファッション、服やメガネなどの小物に至るまで、スゥインギングロンドン直前のファッションがキュートでした
評価★★
お薦め★★
「17歳の肖像」(公式サイト)
原題:「AN EDUCATION」
製作年:2009年
製作国:イギリス
配給:ソニーピクチャーズ エンタテインメント
上映時間:100分
監督:ロネシェルフィグ
脚本:ニックホーンビィ
原作:リンバーバー
出演:キャリーマリガン/ピーターサースガード
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