いつもそばに
[2009-09-15 12:20:34][
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私のおばあちゃんは、大の子供好きで世話焼きです
昔からあっちで孫が生まれると言ったら新幹線に飛び乗って駆けつけ
こっちで孫が生まれると言ったら飛行機でひとっ飛び
昔は気付かなかったけど、この行動力って凄い
それも1人でパッと行っちゃうのでおじいちゃんは1人留守番黙って行かせるおじいちゃんも偉いでしょ
私が2歳になる前に妹が生まれました
妹が生まれてから全くかまってくれない母と、仕事が忙しく起きている間に帰って来ない父
大人になれば分かる「我慢」が当時は
どうして急にお母さんがかまってくれずお姉ちゃんでしょ!?と怒るようになったのかわからなくて
よく泣きながらおばあちゃんに電話したっけ
そうするとおばあちゃんはその日の内に必ずぴゅっと飛んで来て
遊びに連れ出してくれたり、一緒にデパートにアイスを食べにいったりしました
私は両親よりおじいちゃんおばあちゃんが大好きだったなぁ
母がお産の為に入院した時も2人の家に預けられ、毎日沢山遊んでもらったし
2人と手を繋いでよくお散歩した
おじいちゃんのビールっ腹が私の指定席でテレビを見ながらおじいちゃんの大好きな巨人軍を一緒に応援したっけ
4歳のクリスマス、その頃には妹は2人になっていて
いろんな我慢やなんかも出来るようになっていました
おじいちゃんとおばあちゃんが遊びに来てくれた楽しい日
夜は皆で並んで「サンタさんまだかなぁ」なんて言いながら寝ました
朝起きると枕元に私だけ2つのプレゼントが
開けてみると1つは妹とお揃いのリンゴのお風呂セット
もう1つの包みには
「いつも優しいお姉ちゃんの〇〇ちゃんへ」
と書いたメッセージが付いていて中身は可愛い木の輪投げセットでした
その時はサンタさんはちゃんと見ていてくれてるんだなぁと感心したけど(しかも妹も一緒に遊べる輪投げ!)
今思えば何でも平等という父が選んだのが妹とお揃いのお風呂セット、そして輪投げは隣で笑っていたおじいちゃんおばあちゃんがくれた物だったんだとわかります
いつもいつも、私のコトを思って
頑張りを認めてくれるのは2人でした
今でもずっとそう
おばあちゃんが足が悪くなってしまい、家も遠いので今ではなかなか会えないけど
私はずっとこれから先も2人が大好きです
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