ミュージカル 『RENT』@シアター…
[2010-10-31 18:11:05][
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先週、旦那さんが出張で一人寂しい夜にシアタークリエで上演されているミュージカル『RENT』を観に行ってきました
20世紀末、ニューヨーク、イーストヴィレッジ
映像作家志望のマークと、友人で元人気ロックバンドのミュージシャン ロジャー は古いロフトで暮らしていた夢はあるが金が無く、家賃(レント)を滞納し、クリスマスイブだというのに電気も暖房も止められてしまう
恋人をドラッグ中毒の末エイズで亡くして以来、部屋に引きこもっているロジャーは、自身もHIVに感染している彼の夢は、死ぬ前に後世に残る名曲を残すことだった
イブの夜、ロジャーはロフトの下の階に住んでいるダンサーのミミに出会うミミもまたHIV感染者であったが、それを知らないロジャーは彼女に惹かれながらもなかなか素直になれなかった
一方マークはカリスマ的パフォーマンスアーティストのモーリーンに振られたばかり彼女の新しい恋人はジョアンヌという女性弁護士だった
そんな冴えない彼らに電話をかけてきたのは、親友で哲学者のトムコリンズ近くに来ているというが、電話を切った後強盗に襲われる道端で気を失いそうになるコリンズを偶然見かけたストリートドラマーのエンジェルは傷の手当てを申し出る彼らはHIV感染者という共通点から一気にその仲を深めていく…
久しぶりのミュージカル
面白かったです!!
やっぱり生の演技ってすごく感動する
しかもシアタークリエって初めて行きましたが、すごくこじんまりとした感じで、すごく観劇しやすい劇場でした
HIV
ドラッグ
同性愛
貧困
自由
夢
希望
愛
友情
様々なテーマを盛り込んだ、若さと情熱があふれる作品でした
そして多分マークが主役なんだとは思いますが、基本的には群像劇っぽくて、一人一人の物語があり、一人一人にスポットがあたるマークはむしろストーリーテラー的な役割です
そのマーク役の福士誠治君私の中ではのだめの黒木君のイメージしなかったのですが、いい意味で裏切られましたそして黒木君が舞台の主役なのねと変に感激しちゃったりもして
このお話に出てくる人たち、結構な割合でHIV感染者です
未来に絶望しつつも、様々な出会いを重ね、衝突し合い、友情を深め、そして生きていく若者たち
そしてエンジェルが繋いだ、いや、再び結びつけた彼らの友情
楽曲もすごく良かったんですよね
中でもやっぱりSeason of Love!
”525,600 minutes”
1年は525,600秒
1秒1秒を大切に生きていく
今を生きる熱い想い
ラストはスタンディングオベーションでした
またミュージカルなので歌に関して言うと、コリンズ役の米倉利紀さんの歌声が抜群に素晴らしかった歌からもエンジェルへの愛情や、その時その時の感情が伝わってくるんですよねさすがです
あとはジョアンヌ役のShihoの歌声もすごく良かったです
生の舞台ってやっぱりいいなーと思った観劇でした
ミュージカル『RENT』は11月23日まで絶賛上映中です
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