あやさんのプロフィール

新しい服着たら見せたくなって学校の友達呼び出した「あたしのこと好きなんだって」「へえ、よかったじゃん」「なんで？」「嫌われるよりは」「そうか」「返事したのか」「してないびっくりしてコーラぶっかけちゃった」「どうすんの」「どうしよう」「とりあえず謝れば」「そうか」「あたしは何て返事をしたらいいんだろう」「知らないよ」「教えてよ」「本当に知らないよ、そんなことだっておまえがあの男のことを好きかどうかなんて俺にはわからないんだからあの人くらいわかりやすければ、好きなんだろ、って言ってやれるけど、俺だってエスパーじゃないんだおまえみたいに無表情な奴の頭の中まではわからない」「自分で考えろと」「そういうこと得意だろ？自己完結」確　　　か　　　　に　　　！！嘲るように目尻をひくつかせて、ボルヴィックをごくりごくりと２口飲んだ唇が濡れているなぜだか彼は昔からペットボトルがうまく飲めないあと、ちょうちょ結びがかわいくできない彼が結ぶと片方の羽がやたら大きくなる何も考えずに、ただぼうっとベンチの背もたれに寄りかかって、鳩にこっちに来るなと念を送り続けていた隣は煙草に火をつけた「おまえはどうしたいんだよ」ひときわ重く静かな声でそう言うと、彼は一口しか吸っていない煙草を水の入った灰皿に放り込んだそれが会話終了の合図だった「バラいっぱいのクリスマス」はいかがですか？　←参加中 続きを見る ['close']