パンがスプーン
[2015-01-21 00:00:00][
ブログ記事へ]
パンがスプーン
朝食は大体、パン派の三十路オンナです↑朝が弱くて、簡単にできるパンが多いです理想は納豆にご飯、鮭などの和定食ですが(ボソ)今朝はトーストと一緒にポタージュスープも一緒にヨーロッパでは、パンは焼きたてのものを供するのではなく、時をおいて村の共同のパン焼き窯でまとめ焼きした大きなものを時間をかけて食いつなぐものであったそのため焼いてから時間のたったものは硬くなっていたし、もともと硬い黒パンを常食とした土地が大半であった硬いパンはハム、ベーコン、ソーセージといったものなどと、季節の野菜を鍋でやわらかく煮込み、汁の部分に味がよく溶け出した鍋物をつくり、家長がパンをナイフで切り分けて家族に配り、それを各自がむしったものを入れた皿に主婦が汁を注いでふやかし、さらに軟らかく煮えた具を載せて食べたワインやシードルといった果実酒も、古くはこうした硬くなったパンをふやかして食べやすくする意味が大きく、そうした用途のための果汁を、アルコール発酵によって保存食にした性格を有したのであるスプーンが普及する以前の時代には、厚く切った…
続きを見る