語り継がれる居酒屋事件2
[2012-02-10 18:17:03][
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居酒屋狂想曲♫
フロントでもらったマップを手に私はどんどん歩いた
「路面電車の通りは1本向こうみたいだね」
そう言って渋々感漂うこま父にマップを指し示しながら言うと、
「乗り方わからん」
┐(´д`)┌ ハイッ!?な気持ちと
p(`ε´q)ブーブーな感情が入り交じり
_| ̄|⇒_|\_⇒_/\_⇒_____
ちょうどその時、交差点の向こう側を路面電車が通るのが見えた
「あ、あれだよ、ほら! 行こう!」
「どっち側から乗るんだ?」
ヾ(`◇´)ノ彡コノ!バカチンガァ!!
ふてくされ感満載のこんなドアホな台詞を聞いた日にゃ!
手の施しようがありませんっ!!てか
それでも乗ったよ、路面電車
乗り方わからん人もどっちから乗るか判断出来ない人もなまわさびといれば、ようこそ路面電車
バスのようでバスでない、電車のようで電車っぽくない路面電車
わずか一駅の間に少々ご機嫌まっすぐに!?
目的の“居酒屋”はすぐに見つかった
戸をあけると大きな生け簀にイカがヒョイヒョイ泳いでいて、さすが函館〜わさび地方じゃイカが泳いでる生け簀なんて見た事なかったから
イカが大好きな私、テンションマックス!
幼いこま1号が初水族館で「おいしそ〜!!」と叫んだ気持ちをママ上は理解したよ
個室の小上がりに案内された
「良かったねこれなら周りに気兼ねしなくていいね」
「座敷は足が痛い」(だったら胡座でも立て膝でも勝手にしてくれ〜!)
「飲みもしないのにお店に悪い」(まだ言うかっ!!)
「高くつきそう」(旅行に来て美味しいもの食べようって時に嫌みですかい!?)
またしても、無視、無視
もうこんなヤツと付き合っちゃおれん!!
完全シカトでメニューから食べたいものをピックアップ
飲めない、飲まない客だと知らない店員さんが、「先に飲み物お持ちしますから」とオーダーを取りに来た
「ウーロン茶でいい?」
さっきから何が食べたいか聞いてたのに!
スネ夫なこま父はこの問いで、やっとメニューを見始める始末
居酒屋さんは忙しいんだよっ!!
「とりあえず、ウーロン茶2つでお願いします」
続けて、さっきから見繕ってたメニューをガンガン頼んだ
勝手に頼んじゃったもんね!
「なに? いきなり?」
自分が選んでいないのに矢継ぎ早にオーダーされてムクれた?
もう、もう〜、も〜ぉ〜ってば〜ぁ〜〜〜、
知らんわっ!
コイツと今後2度と旅行しないぞっ
次々とお料理が運ばれ、あっという間にテーブルは函館の幸でいっぱい
ワタクシ良妻の見本?
しっかり、こま父の大好物のシシャモ&ホッケも頼んであげてたから
シシャモもホッケも函館とは反対方向の地域が名産地だけどオーダーして差し上げました
シシャモとホッケをズズズィ〜っと、こま父の方へ押し出し、
「全部食べていいよ」
食べ物の恨みは恐ろしいって言うけど、その反対?
こうもご機嫌になるかねえil||li (OдO`) il||li
どこかへ出掛けると、必ずといっていいほど言い争いになるこま夫妻それも超くだらない原因で
こま1号2号が同行してる時は、
「どうでもいいじゃんっ!!」の一喝で矛が収まるのだけど、今回は生憎不在
あれから、
なぜか、
まったく、
理解不能だけど、
居酒屋が大好きになったこま父!
あえて、こま父の名誉のために言うなれば、
日頃はこんな歪んだ人格じゃないんだけどね
犬も食わない?この事件、
さすがの子供達もママ上に同情してくれた!
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