五目豆からハンバーグ
[2010-10-14 20:34:34][
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実家の母は五目豆を炊くのが好きでせっせと炊いている黒豆さえ五目豆にして、にんじんも牛蒡も漆黒に染まった真っ黒な五目豆も平気で炊く先日もどんぶりいっぱい五目豆をくれたせっかくの五目豆なのだが、私たち夫婦は五目豆がどちらかというと苦手もらった当日に箸をつけただけで冷蔵庫のなかで眠り続けていただけど大丈夫五目豆を大量消費する奥の手は、「ハンバーグにいれる」、であるつぶした五目豆1に対して3ぐらいのお肉をいれ、ハンバーグを作るのだ味付けも他のつなぎも不要どんぶりいっぱいの五目豆も一度で食べきることができる母のくれた五目豆には、にんじん、れんこん、こんにゃく、こんぶ、今回は鶏肉まではいっていたすりこぎではつぶれなかったさいの目のこんにゃくもハンバーグのなかでかえって面白い触感になっていた
さらに冷蔵庫には、やはり実家の母がくれた枝付きの枝豆(母は豆好きなのである)だがあいにく私たち夫婦はビールも飲まないし、枝豆はいかんせんおかずになりにくいそこで一念発起枝豆豆腐とずんだ白玉を作ることにした枝豆豆腐もずんだ白玉も宇野千代の『私の作ったお惣菜』(集英社文庫)に載っている宇野先生はずんだ作りを「ゆでた枝豆は、莢から弾き出して、一粒ずつ豆の皮を剥きます私の取り柄は、こう言うことを少しも面倒臭さがらずに、コツコツやることかも知れませんねこう言うことをするのが、ほんとうに愉しいのですからね」と書いておられたなぁと思いつつ、「そこまで楽しめないよ」と苦笑しつつ私も皮を剥くそして宇野先生はすりこ木で丁寧に突きつぶしておられたなぁと思いつつ、フードプロセッサーで一気につぶしてしまう先生は枝豆豆腐を葛で固めて流し箱に流し、四角く切っててっぺんに梅肉をあしらい、その薄緑の豆腐と赤い梅肉の取り合わせの美しさを見た夫の北原氏が「何て、きれいなんだろう君は料理の天才だね」と言ってくれたという、いい話が紹介されている私は、家にそうそう葛が常備しているわけもないので、クックパッドを参考に、つぶした枝豆を水に溶いてゼラチンを使って容器に固め、とろみのついた冷たい出汁をかけて供することにした
そういうわけで昨夜のおかずは、五目豆入りのハンバーグに枝豆豆腐、デザートにずんだ白玉という、一見してはわからないが実は大豆尽くしなのであった
さて、今日は↓に応募ベビーグースというお店です息子の出産祝いにネーム入りのスリーパーをいただいて感激したのですが、まさにそのお店でした
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