【東京ラスク】がんばろう東北!応援メ…
[2011-06-09 14:19:33][
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モニプラさんの、モニター募集記事で東北への応援メッセージ大募集とのことで記事を投下してみました実は、私も阪神大震災被災者です家業の店舗兼自宅だった我が家はもろに断層の上に建っていたため全壊家は段差で真っ二つトイレの便器は目線より高い位置に上がり、私は天井と壁に挟まれ身動きが取れず、家族や近所の人に助けられました私の住む付近は火が出なかった事が救いでしたが長田のように火が出ていたら私も危なかったと思います私は当時高校3年生だったんですが前年11月に推薦入試で大学が決まっていました幼少期から続けた楽器で、毎日毎日練習を続けて、友達が遊んでる間も必死で練習をして、推薦枠をなんとか勝ち取った、音楽大学でしたでも家業は潰れ、両親は無職に自宅はまだローンが残っていました全壊したところで国からいただいた見舞金は20万程いただけるだけ有難いとはいえ、家を建てる足しにはなりません地震で天井が崩れたあとに雨が降ったせいで、揺れで吹っ飛んで壊れなかった家電も全部パァになり、それを買い揃えるので精一杯です両親は老後のために、自営業者のための退職金制度でお金を貯めていましたが、それをすべて解約して、家を建てなおしてくれました当然二重ローン生活です家業がなくなったため両親ともにパート生活大学の学費までは当然回らず、なんとか奨学金を使って卒業したかったのですが月十数万の学費を払うまでには至らず結局あんなに夢見ていた大学も中退しましたその大学に入って、演奏をすることが夢だったので、当時はすべてが無駄になったと抜け殻のようになりましたしばらくすると、荒れて、初めての遅すぎる反抗期に親も大変だったのに、その親に当たり散らして、自殺未遂はするわ、行方不明になるわ、迷惑をかけまくり、毎日「死にたい」としか思っていませんでした長くなりましたが、家族はみんな無事だったのに今思うと本当に贅沢な悩みだと思いますでも、当時の私は夢が絶たれたことで、目の前真っ暗でした今回の津波の映像や、おはなしを聞いていると、家族も家も失ってしまった人、原発のせいで家に戻れない人、当時の自分よりももっともっと辛い状況の方がたくさんいて何もできない自分が歯がゆく感じますあの地震からたった3ヶ月しか経っておらず、まだまだつらい毎日が続く事と思いますでも、命があれば、なんとでもなります一見、無責任な発言に思えるかもしれませんが、阪神大震災で夢を絶たれ、人生の挫折を経験したからこそ言える言葉でもあると思います生きていれば、なんとかなる決して自棄にならず、他人だけでなく自分にも思いやりを持ってどうか強く生きてくださいなかなか現地に行くことはかないませんが募金と献血、物資の寄付はこれからも続けていきますいつかみなさんが心から笑える日が1日も早く来ますように【東京ラスク】がんばろう東北!応援メッセージ大募集!メープルラスクプレゼント! ←参加中
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