テスト勉強をしようとすると、つい・・…
[2011-10-10 01:58:57]
中学の頃、テストがあるということで気持ちは1週間前位からすこしづつ焦り始めていたテレビを見ていたリビングからも重い腰を動かし部屋にのそのそと移動し始める
だけど、イスに座るとなぜか机の上に載っている物が気になって片付けを始める
漫画本などのテスト勉強に関係ないものはもちろん、これから使うノートや教科書、鉛筆までも、とりあえずしまい出すそしてしまいには床に散らばったプリント類をまとめ出し、ぐじゃぐじゃに置いてあった洋服を畳み箪笥にしまい…
そんなこんなで4日は過ぎるのが当たり前だった
そしてあっという間に3日前になっている一切教科書は開いていなかった
3日前ともなると教室の雰囲気が少しおかしい
見るからに頭の良さそうな子達は、休み時間も教科書を開いたり授業の内容を話したりしているそして私たちのグループもどこかそわそわして「勉強してるー?」「そんなのしてるわけないじゃーん」というよそよそしい会話をし出す
私もそろそろ本格的にヤバいと感じ家に帰ったらやる!と決め家に帰るも、そういう日に限ってなぜか物凄く面白そうなバラエティー番組がやっていて、ついつい見てしまう
番組も中盤までいき、面白い内容まっただ中のところで母にテレビを突然消され、「部屋に行って勉強しろ」と言われるそして私は「こんなところで止めるなんて!」という怒りと悔しさで泣きながら部屋に行き机に向かう扉の向こうから、再度つけられたテレビの音と家族の笑い声が聞こえキィィ!となって部屋にいるものの勉強どころではなかった
ついに2日前ともなると、友達の「勉強やってるー?」「やってなーい」の定番の会話がまばらになって来る私も「ちょっと教科書開いてみようかな」という感覚になる
教科書を開いてみると「え、こんなの知らないよ、初めて聞いたよ」のような感覚のあるものがたくさん載っていて、テストの焦りと恐怖がMAXになった
そしてテスト前日は、食事以外はリビングに顔を出さない程教科書を読んでは大事なところをノートに書き自分なりに理解した内容をまとめ、再度理解した頭でまた教科書を読み直す…というのを各教科ひたすら繰り返していたその勉強法が自分にあっていたためか、平均点より下の点数を取る事はなかった
高校受験の頃、ものすごい恐怖に襲われた「高校に行けなかったら、どうなるんだろう」とただただ漠然とした恐怖だったでも焦らないと勉強をしない性格で、受験2ヶ月前位まではパラパラと教科書を見ては今後の不安にため息をついていた
そして2ヶ月前からは、推薦受験を終えた友人達との遊びも断り勉強に専念した未来が不安なら、自分で頑張らないとヤバい!と思った高校に通って、あの制服を着て楽しそうに笑っている自分を想像して、頑張って勉強した
そして4月見事合格した高校に憧れていた制服を着て通う事が出来た
やはり高校に行っても最初は勉強に向き合う姿勢が中学時代と変わらなかったが、徐々に自分が勉強した分だけ点数が取れる事を楽しく思い始め、テスト前には今までに想像出来ない位、むしろ高校受験の頃より勉強したすると今度はテストの順位が上がってくのがわかり、学年で30位以内になろうという目標を立てはクリアし、今度は15位以内…など楽しみながら勉強した
そのおかげで現在通いたかった大学に通いとても楽しい毎日を送る事が出来ている
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