本の紹介 第27号
[2012-08-17 06:27:52][
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今回は、子ど向け絵本と大人向けの本の2冊のご紹介です
まずは絵本
『やっぱりおおかみ』
1匹になってしまったおおかみ
たくさんの仲間がいる他の動物達がうらやましくてなりません
でも、最後には『やっぱり自分はおおかみなんだ』と、ちょっとゆかいなきもちになります
その気持ちの揺れが絵で著されているのですが、親子で『何で?』を話し合いながら読める本だと思います
文字は少なく、小さいお子さんでも読めますが、是非親子で一緒に読んで欲しいです
『1匹おおかみ物語』とサブタイトルをつけたくなる本です
2冊目は、男子を持つお母さんに是非読んでいただきたい本です
『男の子を伸ばす母親は、ここが違う!』
著者が言う所の『本格的な勉強は14歳からでいい!』というのはなぜかが、わかりやすく書かれている本です
『男の子って何を考えているのかわからない!』『何でダメって言ってる事をやっちゃうの?』そんなママ達に男の子とはを教えてくれる本です
カリスマ家庭教師と言われる筆者が、色々な方向から男の子をとらえ、親を捉えているところは、中学受験をさせた親として、とても共感できる部分があります
本の紹介からは少し外れますが、ここで我が子の中学受験の経緯をご紹介しておきます
長男が塾に行きたいと言い出したのは小学3年の冬でした
受験させるつもりもなく、学校の成績も問題ないのに塾って正直思いました
剣道、スイミングと2つの習い事を止めたくないのに塾に行って習い事を増やすことに躊躇したのも事実です
ですが、自分もお受験塾で学び、しかも灘中を狙える位置にいたツレ(行くつもりはなかった様ですが)が、長男の気持ちを後押しする形で、入塾テストをうけました
長男にしてみれば、友達の多くが通っているので、一緒に行きたいという安易な気持ちだったと思いますが、きっかけは何にせよ、やる気があるのならということで、某有名お受験塾に通うようになりました
ですが、1年で辞める事に
自分が塾で最上のクラスにいたツレは、長男の持って帰ってくる塾のテストの点数の低さに驚愕
私にしたら当たり前の事なのですだって、学校の勉強とは雲泥の差と言わざる負えないその内容の難しさまず、出題の仕方自体が違いますある程度の国語力がないと、何を出題されているのかさえ分からなかったに違いありません
学校の勉強と、塾の勉強は両極端だと今では思っています
普通の小学3年生に突然中学生に話す言葉で中学生に教える内容を聞かせているそんな感じです
わかるわけないそれが結論です
塾に通っている1年間長男はツレの叱責にひたすら耐え、私は身を挺してかばい続けました
人が見たら虐待と捉えかねないような酷い叱責でした
『このままでは長男が潰れてしまう』と思った私は、長男と相談して塾を止め家庭教師に来てもらう事を決めました
ツレは、もうその時は呆れていました
ツレに言わせるところの「あほ、ボケ、カス」の長男は、大手お受験塾→家庭教師にと勉強方法を変えました
その後、本当に素晴らしく長男に合った家庭教師のT先生に出会い、長男は第一志望の中学に通う事が出来ました
次男も、その先生に教えていただき、同じ学校に通っています
と言いますが、T先生に教えていただいたのは算数だけです
あとは、私が教えました良い教材さえあれば、親でも教える事は可能だと私は思っています
但し、算数は、私たちの時代と解き方が違うので、ちゃんと家庭教師の先生に教えていただくのをお勧めします
長くなってしまいましたが、こんな経験をしている私だからこそ、この本の筆者の言わんとしている事が身に染みて分かるのです
もちろん筆者の主観で書かれている事ですので、すべてがこの通りだと言うわけではありません
長男は、音楽を聞きながら勉強するようになって、成績が一気に上がりました
ですが、その勉強している姿に曲にのって体を動かしながらという行為は一切ないと言う事を附け加えておかなければなりません
ノリノリの音楽を無視するかのように微動だにせず勉強している長男の姿は、ちょっと異様な光景に見え無くもないです
受験の話が大半になってしまいましたが、男の子の気持ちが分からないとお悩みのママ達に是非読んでみていただきたい本です
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