母との思い出
[2013-04-25 12:33:34][
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幼いころ、母は私たち兄弟にとって
いや父親にとっても、祖父母にとっても、脅威の存在だった
とにかく強い
そんなイメージがあった
曲がったことが大嫌いで、何事にも一生懸命
その反面、行き当たりばったりで、後先考えない、
へらへらと笑ってごまかすその場しのぎの父とは違った
うちではなんでも母に聞いて、母がだめならダメ
いろんな決定権は母が握っていた
父親よりも母親のほうが、一家の大黒柱という感じだった
私たち3人の子供が生まれても、
彼女は、産前産後の休暇のみで、仕事に復帰したらしい
働いて、働いて、家族のために働きぬいた
男勝りに必死に働く母は、常にイライラしていた
だから、夜勤の仕事や泊りの仕事で母がいないときは、心からリラックスして過ごせた
制限されていたテレビも見放題
部屋が散らかっていようが、おそくまで起きていようが、
叱る人がいない
母さんがいない方がいいななんて、思ったこともある
でも母が好きだった
大好きだった
今も好きだ
母は、常に真剣に私と向き合って、私と一緒に泣いて、笑って、怒って、喜んでくれるからだ
私たち子どもに何かトラブルが起きた時、
母は夜眠れなくなるほど、子供たちについて考える
当の本人たちはあまり考えていなかったりしても、
母はいつも本気だ
母親って、こんなものなのかな?
今、私は2人の男の子の母親になった
子供がかわいくて仕方ない
でも、今の私と母のような関係にはならないだろうから、
女の子が生まれたらいいなと思う
そして、母みたいな老後を過ごしたい
知ってました?
毎月一日は小豆の日なんだってさ!!
もっと、あんこを食べよう♪
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