琉球DISKO
[2013-06-18 16:54:13][
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琉球DISKOは大好きな沖縄ミュージシャンの一つ
デビュー10周年にして、5枚目のフルアルバムが発売される
琉球DISKOのCDはなんだかんだで全て持っている
今作もかなり期待している
とはいえ、既に発売されていることを今さら知った
RYUKYUDISKO / TEN TO TEN
01 Second Summer
02 Real Kids
03 Ryukyu Dance Music
04 Native Machine
05 Super Uchina Land
06 Trip Pop
07 Hentai Acid
08 Eisa Disko Matsuri
09 Moshi Moshi
10 Ten Ryu
琉球DISKOセルフライナーノーツ
始めに今回のアルバムはYAPAN(Yosuke Hiroyama)とTetsushi Hiroyamaの2人で作曲からミックスまでといったトータル的なプロデュースを行った、いわば純度100%な内容となっているそう、今まで以上にRYUKYUDISKO色の強い作品内容に仕上がったのだRYUKYUDISKO初期であるplatikレーベル時代のディレクションと似ていて、そのうえでのレコーディングで仕上がった本作どことなく懐かしく安心して聴ける内容であり、さらに進化したRYUKYUDISKOを体現できる自信作なのだ
platik 時代、ki/oon 時代を経て、@DISKOに突入したRYUKYUDISKO5枚目のオリジナルアルバムとなる「TEN TO TEN」@DISKOレーベル第一弾のアルバムとしてふさわしい内容になったと思う
01 Second Summer
夏の終わりのもの悲しさを表現した「More Summer」(LEQUIO DISK収録)その続編となるSecond Summerこれから始まる夏、来年始まる夏、毎年確実に訪れてくる夏をテーマに作曲された夏は常に元気で、パワーがあり、希望があるわくわくする感情を胸に抱き小春日和に完成!この瞬間を真空パックして伝える事が我々の願い
02 Real Kids
和的な音と琉球な音を壊れたブレイクビーツでごちゃ混ぜにして、ガバという音楽のバスドラムに音階をつけたベースで味付けした一品今回のアルバムで一番テンポが速い瞬間最大BPMは640という速さまで到達する吹き飛ばされないよう要注意(笑)
曲のチャンプルー具合は沖縄に住んでいる我々だからなし得る技?かどうかは定かではない聴いている貴方の判断に委ねたいと思う
ちなみに、アルバムジャケットに写っているのはRYUKYUDISKOの少年時代(Real Kids)の写真
03 Ryukyu Dance Music
「琉球ディスコ!」とバンド名をひたすら歌ってる(?)この曲は、可笑しくもありRYUKYUDISKOの持ち味でもある
この楽曲からは懐かしさと新しさを感じ取る事が出来るだろうRyukyu Dance Music略してRDM(笑)
04 Native Machine
ファーストミニアルバムであるLEQUIO DISK「その時に生み出された楽曲に原点回帰する」というコンセプトのもと生まれた楽曲がこれエイサーの道じゅねーをマイク録音してサンプリング道じゅねーとは沖縄のお盆(旧盆)に町中をエイサーで踊りながら練り歩くパレード的な行事そこから伝わる伝統的な空気感をテクノミュージックで表現した楽曲となっているここで言うNativeは純うちなーんちゅMachineは広いの意味でのテクノミュージックを指す
05 Super Uchina Land
8ビットなピコピコしたサウンドや、ポップな音を奏でるチップチューン音楽は近年多くのダンスミュージックで聴くことができるそれらをRYUKYUDISKOが料理したらこうなった沖縄民謡でよく使われる3連符なリズムを基本的なビートとし、色々なエッセンスを遊びながら取り込んいでるのをイメージしつつ聴いてほしい
06 Trip Pop
音色がピコピコしたりキラキラしているのでRYUKYUDISKO的にポップな曲となった「カラフルな小旅行に出かけよう!」そんな気持ちで聴いてほしいこのアルバムが全体的に可愛らしくも色彩豊かに仕上がったのはこの曲が一番始めに出来たからだろう
07 Hentai Acid
クラブでかけると非常にノリの良い曲グルーヴがミニマルテクノのトレンドだからなのだろう曲のブレイク途中でリズムが変拍子になり、若干カオスな変わった曲調になっているところがHentaiたるゆえんこのしゅわしゅわしているAcidシンセが変化していく瞬間が一番盛り上がる
08 Eisa Disko Matsuri
エイサーのサンプルを繰り返しループして、編集時にシャッフルしていたら偶然にも「祭り」って歌い出したこの曲もデビュー初期(10年前)の懐かしいRYUKYUDISKOと、現在のRYUKYUDISKOサウンドが混在した仕上がりとなった
09 Moshi Moshi
眠れない夜、一人で寂しく電話を片手に横たわる
悶々とした気分のなか、何気なくコールボタンを押してみる
電話に出てくれないから話中の音をサンプリングしてみた
、、、ていう夢を見たんだ
10 Ten Ryu
アルバム最後に収録される曲なので、集大成的内容としてこの曲名にしたレコーディング後半に完成したというのもあるだろう天と龍天は10周年のTenあるいは、そのままの天をイメージしてもらっても良いかも龍は我々RYUKYUDISKOまたは天先翔ける龍現代風に言うと滑走路から徐々に舞い上がっていく龍(笑)
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