天の川門に 波立つなゆめ
[2012-07-06 09:00:00][
ブログ記事へ]
万葉集天の川門に 波立つなゆめ天帝の怒りをかって天の川の両岸に引き離されてしまった、織姫と彦星年に1度だけ許される逢瀬では、カササギが橋を渡して二人を引き合わせる…七夕の物語は、誰もが知ってる物語のひとつでしょう織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルですこれらの星は、いずれも明るく、目立つ星です午後9時頃に、東の高い空を見上げてみて下さい明るく輝く星がひとつ見えるはずですそれがベガですベガは、天文学では重要な役割を担った星です近代天文学では、星の明るさの基準となる星として使われ、その明るさは0等級と定められていました(ベガ等級と呼ばれ、現在でも広く使われています)全ての天体の明るさは、ベガの明るさを0等級とした時に、何等級となるのかというように決められていたのですこのベガから少し低い、南よりの空に見える明るい星が、相方の星となるアルタイルです明るさはベガよりも少しだけ暗いですが、1等星東京の明るい夜空の中でも、ベガと同じく、簡単に見つける事ができる星です最近の東京の夜空は、以前に比べると暗くなって来ているので、眼を凝らせば周りのお伴の星も見えるかもしれませんベガの周囲には織姫の瓜畑と呼ばれる星たちが、アルタイルの両脇には、アルタイルも含めて河鼓三星(かこさんせい)と呼ばれる星の並びを見つける事ができるでしょうもし夏に星がよく見えるところにでかける予定があれば、織姫と彦星の間に流れる天の川を見つける事ができますが、逆に星が見えすぎてどれがなんの星だかわからなくなりがちです適度に間引きされた都心の星空でベガとアルタイルの探し方を予習して、それから出かけていくと良いかもしれません本来の七夕は旧暦の7月7日であり、梅雨が明けた8月頃がその季節なのですが、残念ながら今の暦では七夕は梅雨の真っ盛りなかなか晴れ間は覗きませんが、運良く晴れた晩には、ぜひ夜空を見上げてみましょう彦星と 織女と 今夜逢ふ 天の川門に 波立つなゆめ(詠み人知らず)【有機味噌セットを30名様に】当社商品に関するアンケートにご協力ください♪玄米食で健康維持!ボリューム感はご飯に匹敵【玄米100%ブレッド】モニター募集
続きを見る
['close']