masaさんのプロフィール

元婚約者の、あまりの普通の返事にあたしは絶句して、運転していた車を路肩に停めて、スマホを握りしめたなんでそういう事言うの？なんで死ぬって簡単に言えるの？あたしは、泣きながらそんなことを怒鳴ったと思う実際は何を言ったのかよく覚えていないんだけどこの人は結婚できないから死ぬんだあたしのせいなんだあたしのせいで死ぬんだそんなことが頭の中をぐるぐる回って、とにかく泣き叫んだそしたら、あいつは『誰のせいでこんなことになったと思ってるの？』『結婚できなくなって仕事も手につかなくなって辞めたけど、次の仕事が見つからず、生きていく力もなくなった』『どうせ最初から結婚するつもりなんてなかったんだろ』いろんなことを言われたそれでもどんな嫌なことを言われても、死んで欲しくないお願いだから死なないで死ぬなんて言わないで泣きながら言うと、『所詮、自分が一番かわいんだろ？自分のせいで死んだら、自分が嫌だからだろ？俺のことを思って死ぬことを止めるんじゃなくて、自分のために止めるんだろ？』と信じられない言葉をあたしに投げつけた絶句しているあたしに、お願いがあるんだけど、と前置きして言ったのが、『結婚指輪のお金を返して欲しい』だった元婚約者は、バツイチで前の奥さんとの間に息子さんが1人いるのだが、今まで貯金してきた通帳を息子さんに渡したらしい『自殺は保険金が下りないから』少しでも息子さんにお金を残したいだから、指輪代を振り込んで欲しいというのだ本気で死ぬと言ってるんだあたしは、これ以上話をしても無理と思ったいや、元婚約者かあたしに対して傷つける言葉を言われるのがもう無理だったあいつはまだ何か言いたそうだったけど、あたしは『わかった』とだけ言って電話を切ったすると、すぐあいつからメールがきた『お金を振り込んだら、連絡が欲しいそのあと携帯を解約するから』あたしは返信をしなかったあくまでも、自殺をするという気持ちは変わらないということを伝えたかったんだろうそれから、どれくらいの時間が経ったのかわからないが、車を路肩に停めたまま、ずっと泣いていたどれくらい泣いてたのか5分くらい？10分くらい？１時間？時間の感覚がわからなかったいまから１時間以上もかけて運転して帰るのは精神的に無理だったすると、あたしが元婚約者の実家に行くことを伝えていた友人が心配して電話をかけてきたその友人は、元婚約者と仲が良かった男の子で、訳あっていまは元婚約者とは連絡をとっていなかったなので、あたしと元婚約者の関係も、あたしからの報告で知り、相談に乗ってもらっていたあたしから事情を聞いた友人は、『俺はあいつは死なないと思うでも、万が一、自殺したとしても、誰のせいでもない俺はあいつに言いたい世の中、生きたくても生きられない人間がたくさんいるそれでもお前が死ぬと言うなら、生きたい人間にお前の命をやれよって』と言った友人が死なないと言っても、根拠は全くないそれでも、あたしは、友人に話を聞いもらったことで、気持ちが少し落ち着いたあたしが自宅に無事に帰りつくまで、友人はずっと電話に付き合ってくれた下らない話をして、あたしの気持ちを紛らわしてくれた自宅に帰りついたのは夜中の2時前 電話に付き合ってくれた友人に感謝し、次の日も仕事だからそのままベッドに入ったが、もちろん寝れるわけがないうつらうつらしながら、気がついたら朝になっていて、目が覚めると、昨日起きた出来事が夢なのか現実なのか、わからなくなっていたいや、全て現実なんだあいつは死ぬと言っていたすぐにスマホで元婚約者の名前を検索した自殺したら、なんらかのニュースになるんじゃないかと思ったからだでも、名前を検索しても何も出てこなかった少し安心し、仕事に行く準備をした仕事が終わったあと、会社の営業さんと４人で飲みに行く約束をしていたまさかこういうことになるとは思ってなかったので、乗り気ではなかったが、約束したから行かないといけないその日は自殺のことが１日頭から離れなかった何回も、元婚約者の名前をネットで検索し、何も出てこないことにホッとしながら仕事をした仕事の途中、ATMに寄って、指輪代の13万を元婚約者の口座に振り込んだ振込が終わったら連絡してと言われていたが、とにかくあいつとは一瞬たりとも接触したくないと思い、連絡はしなかった仕事を終え、自宅に戻り、飲み会に行く準備をしていると、知り合いから電話がきた電話に出ると、その人は泣きながら、こう言った『〇〇さんが、仕事先の工事現場で作業中、上から鉄骨が落ちてきてその下敷きになり、さっき亡くなった』〇〇さんとは、電話をくれた人と私が普段からお世話になっているおじちゃんのことで、あまりの突然なことに、一瞬頭が真っ白になったイベント参加してますワイヤーが苦手な方にもおすすめシャルレの上質&華やか「軽やかレースブラジャー」 続きを見る