野菜洗いで実験
[2017-01-29 13:12:28][
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収獲すると食べられるように土汚れなどを落としてから家に持ち込みますうちは以前書きましたが、集落で湧き水を各家庭に引いていて無料で使えていますもちろん集落で水源の管理などの共同作業はありますその水でたわしなどを使ってきれいにしてからざる等にとり、家の台所へいつもそれを料理に使っていますたまたま野菜洗いというものを目にしました自宅用の野菜をつくっているわたしはもともと薬はほとんど使わずに野菜を育てていますが、それでも泥汚れや土汚れはついています最近心配なのは鳥の落としていくものですどうしても鳥たちは野菜につく虫を食べてくれるので「益鳥」(聞かなくなった言葉ですね)の扱いですヒヨドリなどはブロッコリーの葉などを食べてしまうのでそうではないかもしれませんおおかたの鳥たちはえさとなる虫を食べて飛び立つときに「落とし物」を置いていきますそれでお隣さんから、「ブロッコリーなんかは防虫シートをかぶせといた方がいいよ」とアドバイスしてくれますそういった「落とし物」はもちろん洗い落とすのですが、やはり落ちているだろうかという一抹の不安もあります他の方に差し上げる分にはそうしたものは使わないようにしますが、自家向けとなるとそうした「汚れている」可能性のあるものはなるべく取り除きたいです昨今の鳥インフルエンザなどのこともありますそこで実験してみました「ベジセーブ」という炭酸カリウムを成分とした野菜洗い用のスプレーです炭酸カリウムを01%、残りの999%は水つまり01%炭酸カリウム水溶液のようですそれなら草木灰の一成分に過ぎませんこの写真の右側のスプレーがその製品です左側の大根は、今日のおかずにしようと今朝抜いてきたミニサイズの聖護院大根ですいつものように湧き水で水洗いたわしでごしごし洗いましたそのあとこの大根で実験しました先ほどのようにたわしを使って水洗いしたのち、乾かした大根を今度は水道水で洗いましたその時のあらい水を皿にとりましたきれいなものですまあ、いつもより余計に洗っているわけですから当然だと思いましたそこで、この「ベジセーブ」をこの洗った大根の表面にスプレーしてごしごし指でこすりました炭酸カリウム水溶液はアルカリ性ですからこのベジセーブもpHで1011の間ぐらい、空気中の二酸化炭素を吸収してpHはすぐに小さくなるはずです料理で加熱すると、分解して炭酸ガスになって揮散してしまうでしょう残ったカリウムは野菜の成分と同じはずです指は少しぬるぬるがありますが石けんほどではありませんベジセーブをなめてみましたが特に味はしませんでしたちょうど弱アルカリ性のミネラルウォーターのような感じですよくこすって、洗い液を皿にとると…右側の皿ですうわ、真白い聖護院大根の表面からこんなに色が出ています湧き水で洗い、念のため水道水で洗ったあとの大根のはずです残った砂などがついていたのかもと皿の水を指にとり確かめましたが砂ではありませんでした炭酸カリウム水溶液の洗浄力はなかなかのようです(あくまでも私感です)大根は皮をむいて食べるから関係ないということもあるかもしれませんしかし私は野菜の皮の部分を集めて野菜出汁をとっています野菜の皮や柄の部分からはおいしいだしがとれるのでよく使いますのちのだしがらはコンポストたい肥になりますですから皮由来のものも私たち家族は全部口にすることになりますそれから付け足しですがベジセーブで茶渋もある程度落とせることがわかりましたスポンサードリンク野菜洗いのベジセーフファンサイト参加中野菜洗いのベジセーフ
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