烏骨鶏の卵のギフトを見つけました。鶏卵よりも栄養価が高く「不老不死の食材」と言われるので長寿のお祝いや快気祝いにはピッタリなのだそうです。そこで、烏骨鶏について少しだけ調べてみました。薬膳食材としての烏骨鶏烏骨鶏の薬効についてはっきりとしたことはわかりません。ただ、中国では古くから唯一の薬用鶏として飼育されてきて、宮廷の薬膳料理の最高級食材として位置づけられているのだとか。古い薬学書※によれば、身体のほとんどすべてに対して薬効があり、滋養強壮や女性特有の悩み（貧血、更年期障害、生理不順、不妊）に良いとされ、肉・血・骨・内臓・卵・羽毛等すべてを使った漢方薬もあるそうです。中国では黒い食材には薬効があるという考え方があるので、その辺が烏骨鶏の羽毛以外は皮膚も内蔵も肉も骨も黒い、という点と結びついているのかなと思います。じわじわ効いてきそうな気がします。詳しくは書きませんが実際に栄養価も高いそうです。※『本草綱目』（1596年・刊）（参考：烏骨鶏栄養学研究所「烏骨鶏について」）見た目もかわいらしいですよね。ふわふわの羽毛の覆われていて、とても中身は真っ黒のイメージがわかないです。身体を覆っているのは羽根ではなくて絹糸状の毛。だから英語名も「Silky fowl」コウノトリ、ライチョウと並んで貴重なだけではなくてちょっと神秘的な鶏という印象です。日本では江戸時代初期に伝来したけれど、飼育が難しく一般の食卓には登場しなかったそうです。産卵数がニワトリの1/5程度ですし、今だって烏骨鶏は高級食材。卵もデイリーに食すにはなかなかのお値段なので、一般家庭への浸透は難しいだろうなと思います。だからこそ、もらったら嬉しい、特別な時に食べたい食材です。レシピクックパッドで検索してみたけれど、あまり数がなかったです。さきほどの烏骨鶏栄養学研究所サイトには少しだけレシピの掲載がありました。鶏卵と同じように使ったら良いと思うのですが、もっとありがたくいただいてみたいですよね。ハーブとか漢方的食材と一緒に調理するとか。烏骨鶏卵とハーブのオムレツカステラやプリン、ケーキはよく目にするのでトライできそう。贅沢な卵かけご飯、うどん、薬膳カレーのトッピングに。烏骨鶏の卵のギフトセットを贈る前に試してみよう〈モニター募集〉

neko 　 2014-08-02 16:39:47 提供：有限会社松本ファーム