『口と足で描いた絵』
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このブログで何度か触れている口と足で描く芸術家協会。 先月、絵画展が開催されたのでお邪魔してきました!(今回の会期は終了しています。)絵画展【口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】同時開催 南 正文 作品展 【よろこびの種を】 開催日時:2019年5月12日(日)~18日(土) 《終了しています》会場:東京交通会館 B1ゴールドサロン 《目次》 口と足で描く芸術家協会って? 絵画展レポート 同時開催 南 正文 作品展 【よろこびの種を】 グッズの販売もありました 過去にわたしが書かせていただいた口と足で描く芸術家協会に関するブログ・Instagram .口と足で描く芸術家協会って? 障がい者の生活の確立・社会的自立を目指してヨーロッパで始まった活動。さまざまな理由で手の自由を失い、口や足を使って絵を描いている画家が所属。日本では2018年現在、会員4名、準会員2名、奨学金給費生15名の芸術家が自立を目指し活動し活動中。画家の方々にとって「絵を描くこと」は生きていくための力であり、支えでもある。そしてそれは、社会と共生していくための大きな原動力となっている。 口と足で描く芸術家協会は、障がい者の自立を目指して、広く皆さまにご協力を求めるために築かれた組織。 .絵画展レポート 口と足で描いた絵の展示と、オリジナルグッズの展示販売がありました。 最初に目に留まったのは、パステルカラーでかわいらしく、若々しい絵。今まで観てきた作品たちと、ちょっと雰囲気の違う柔らかさを感じる。「アイスクリーム」六鹿 香さんの作品。前回の絵画展でだったか、協会からの冊子でだったか協会に参加希望とのことで、見覚えのあるお名前。 2019年3月から奨学生になられたそうで!フレッシュな作品に、ほっこり。 ▼六鹿さんを紹介された漫画▼ こちらは力強さを感じる作品。「富士山」浦上 哲也さんの作品。足で描かれ、景色と富士山の美しさの迫力が伝わる! 「拾ヶ堰(安曇野)」南 栄一さんの作品。とても美しい景色。前回の絵画展で、実演を見せていただいた方で印象に残っています。南さんの風景画は美しく、色のタッチが素敵。この川の水面も良かった~ 今回も画家の方の実演がありました!私が伺った日は、石橋 亨弘さんでした。ちょうど私がお邪魔した時は、受付周辺で談笑されている時だったので、直接実演シーンを拝見することはありませんでしたが、画家の方と質問したい!お話しをしたい!という方は、こういった時間帯に伺うと、筆の邪魔をしてしまう心配をせずお話しできていいかもしれません。(ちなみに、午前中のオープンから1時間以内の時間帯でした。) その他、今回の絵画展はお花の絵が多かったような印象が残りました。最近私がお花を育てたりしているから、自然と目がそちらに留まったのかな? 春らしくて、とても良い雰囲気の絵画展でした! ▼画家の方々からの一言がアップされたページがあります▼ .同時開催 南 正文 作品展 【よろこびの種を】奥のお部屋では、南 正文さんの作品展が同時開催。「昼顔」柔らかい色調で、とってもきれい! いろんな季節のお花がズラリ。 「虹(うご)」これからの季節にピッタリ!じめじめした空気をパッと明るくしてくれるような明るくやわらかな色で表現されたアジサイと虹。 この作品が部屋にあると、梅雨の長雨も優しい気持ちで過ごせそう! 色紙に描かれた絵は机の上にカバーなしで展示されていました。じっくり鑑賞! 中でも一番じっくりみた作品。「凧売り」 だってね、この凧売りの表情が絶妙で…!それにしても、改めてこの絵を観て、口で描かれることのすごさを実感。。。! その他も、たくさんの美しい日本画を描き続け、2012年12月に亡くなったそうです。 . グッズ販売もありました前回同様、展示室の中央に大きくスペースをとって各種グッズが置いてあり、手に取って実物を確認できました! 種類が豊富で、絵画展を見る時間がなくてもグッズだけふらりと短時間見るためにお邪魔しても楽しめるかと!Tシャツやバッグなどの、大きなものから 文房具やカードなど、いつも通りの充実ラインアップ!ひとつひとつ手に取って、細部まで見ながら選べる楽しさがあります。 毎回グッズの中で楽しみなのはカード。今回は暑中見舞いに使える夏らしい柄もたくさん。今回の一番のお気に入りは、お花のグリーティングカード!こちらは海外の画家、R.クリステンセンさんの作品でした。 ▼グッズは、公式サイトから購入可能です!▼ その他のグッズも、色々なテイストのデザインが含まれているから、いろんな人の好みに合うものが見つかりそう。 ぜひ気になった商品を購入してみませんか。 グッズの収益は口や足で描くための特別な設備や道具 (例えば車イスやベッドの上で描くために必要なイーゼルなど)展覧会の開催絵を学ぶための奨学金などに使われ、障がいを負った画家の方々の自立した生活への一助になります。 グッズを既にお持ちの方も、絵画展に訪れたことがない方は、ぜひ一度絵画展に訪れて、原画を見てみてください!写真やカタログで見るのとはまた違った魅力が発見できます。 オープンなスペースで開催されており、気負わずお邪魔できますよ。質問や聞きたい事があれば、スタッフさんや画家の方にもお話しがしやすい雰囲気です。 じっくり静かにご覧になりたい方には、スタッフさんから必要以上の声かけがあるわけでもなくゆっくり観ることができますよ! 私が訪れた時間帯は最終日の午前中で、他に鑑賞中の方がいらっしゃらないタイミングでしたが、じっくりと鑑賞することができ、居心地よかったです。 全国各地で絵画展は随時開催されていますので、興味を持たれた方は下記サイトからご確認ください。 ※次回は、大阪府和泉市で6月20日~23日に開催されるようです! .過去にわたしが書かせていただいた口と足で描く芸術家協会に関するブログ・Instagram(新着順)【行ってきました】絵画展 口と足で描いた絵 HEART ありがとう 2018-12-05【使ってます】「口と足で描く芸術家協会」牧野文幸さんクリアファイル・布のブックカバー 2018-07-18【ご紹介】牧野 文幸さん「生きるよろこび」(口と足で描く芸術家協会サイト) 2018-06-16(instagram)【絵画展 口と足で描いた絵 HEART ありがとう】にお邪魔してきました 2018-5-17【春の特別絵画展 口と足で描いた絵~HEARTありがとう~】行ってきました 2018-03-10【口と足で描いた絵 お花のマスキングテープ】いただきました 2018-01-18 口と足で描いた絵ファンサイト参加中
eccoroco5 2019-06-06 17:29:13 提供:口と足で描く芸術家協会
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口と足で描く芸術家協会(MFPA-Mouth and Foot Painting Artists)は、
両手の自由を失った人たちが生きる勇気を得ること、
希望と自信を持つこと、
生涯をかけての仕事をすること、
自身の働きにより一定の収入を得て自立すること、
これらを目指し活動しています。