一見、素敵な文庫本に見えるこの２冊。…実は、メモ帳なんです 「ＭＥＭＯ　文庫」 全然メモ帳に見えないｗｗ ついつい手に取って読みたくなる文庫本。癒される詩が書いてありそうだけど… あれ？中身は真っ白 ワンポイントにクマさん親子がいます。 このイラストを描いたのは「古小路　浩典」さんという方。 度々ご紹介していますが、この方も「口と足で描く芸術家協会」のメンバーです。 中３のとき、器械体操で落下し全身麻痺となりました。スポーツマンだった彼が芸術家へ移行したのは、事故がきっかけでした。 当初は大変な喪失感があったと思いますが、自立した生活を目指すためにも、周りの人々に支えられながら口で筆を取り、人々を癒すような絵を描く画家さんとなりました。 そんな彼の描いたイラストのＭＥＭＯ文庫には日記を書きたくなります。最近は不安になる内容ばかりで、マイナスな日記となってしまいますが、ワンポイントのクマさんがいると、心が支えられます。 まるで、「大丈夫だよ」といってくれているよう。 理想は前向きなことを書いたほうがいいけどどこかで不安を支えて欲しいからこそ、彼の絵に寄り添ってもらうのもいいかも  同じく「口と足で描く芸術家協会」のメンバー「牧野　文幸」さんの絵で作られたＭＥＭＯ文庫。以前から、彼の描く馬の絵には惹かれるものがありました。 臨場感があり、まるでその場にいるような…生きる力が見える絵だと思ってます。 彼は高２の時に水泳の練習中に頭を強打し四肢麻痺となりました。。。 車いすで復学し、無事卒業した後にリハビリの先生の勧めもあり、この世界に入ってきました。 口で筆を執り、毎日長時間の練習をし、４か月で技術を会得し、展覧会への参加や講演・実演など積極的な活動をされてます。 書の教授免許まで取得する努力と実力を兼ね備えた方です。 彼の絵には、そんな積極的な人間性・生きるパワーが込められているんでしょう。  実はこのＭＥＭＯ文庫、切り取って使うことも可能 メモとしてはもちろん、誰かへ伝えたいメッセージを添える時の紙として使うのもいいですよね。 彼の絵を見てると、頑張らなきゃと思えるので応援したいとき、自分を頑張らせたい時におすすめ。   ＭＥＭＯ文庫は、一見文庫本なので本棚にしまえばメモ帳だなんてばれません こっそりポエムを書きたい人、日記を書き留めたい人にもおすすめなスタイルのメモ帳です。 学生さんなどは、まとめノートとして使うのもいいんじゃないかな文庫本サイズだし、はたから見たら本を読んでる人なので、電車内で読むのにぴったりですよ    口と足で描いた絵ファンサイト参加中

むこう 　 2020-07-05 11:48:15 提供：口と足で描く芸術家協会