長かったです。

1月の終わりにカナンの目を診て頂いてから今日までが。


本当に、本当に長く・・・暗く・・・辛い日々を過ごしていました。


この2週間の間に東京都内の眼科専門医に２軒、主治医の所に通い






お参りに行ったりご祈祷してもらったり・・・・

この2週間がどれだけ長い時間に感じたか・・・・

夜もグッスリ眠る事ができず　

日中は不安と恐怖で吐き気が襲い・・・・辛かったです。


どの病院へ行ってもはっきりした答えがもらえず・・・・

カナンの目に一体何が起きているのかがサッパリわからず


先生の口から出る言葉は先の無い未来でした。

両目失明、摘出、腫瘍、リンパ腫、どれをとっても安心できるものは無く

何故カナンがこんな目に合わなければいけないかと泣いたものでした。

現実を受け止めないと・・・失明してもカナンはカナンだ・・・

でも、まだこれからの未来があるのに目が見えなくなるって・・・・

いくら犬で目が見えなくなって影響が無いとは言え光を失う恐怖に

本当に考えただけで恐ろしい思いをしていました。


日曜日の診察が最後の砦・・・主治医からの紹介の病院










ここで答えが見つかりました。


この病院で血液検査から全身のレントゲン写真、臓器のエコーを全て調べ

待つ事2時間弱・・・・


診察室に呼ばれて中に入り説明を受けました。


血液、レントゲン、臓器のエコーの説明を画像を見ながら受け


結果は全くの異常は無しとの事でした。


では　カナンの目は何故そうなっているのか・・・


こちらの先生は3件ほどこういった症例を見たそうです。


原因は　両目の９時と３時の方向にある機能は免疫関係。


その箇所の眼球がおかしくなってくるのは免疫機能が異常を起こした事。

本当は眼球の外に出るのが普通なのですが　カナンの場合は目の中に出て

角膜に癒着してしまったとの事。


このまま放っておくと勿論進行するのですが　点眼で炎症を抑える。


その薬はステロイドとなるのでしょうが　先生は目の中の炎症を取る

という事だと今の時点では消炎剤の点眼でよいとの事。

ステロイドを今から長期に使うと目の機能が悪くなる事があるので

癒着が進んだ時にポイントで使うという事でした。



そして私が一番欲しかった言葉・・・・




これによって命がなくなるとか目が潰れてグチャグチャになる事は無いと。




勿論　今からの治療もしっかりしていかないと緑内障などを発症する

可能性があるからちゃんと獣医に定期的に診て貰うこと・・・。



先の見えない真っ暗な状態から光が差し込んだ気がしました。

先生に何度も何度もお礼を言い　外でカナンと会計が終わるのを待ちました。










この病院の前庭には院長の愛犬がいて・・・ベンチが置いてあって

とってものんびりとできました。






行きは絶望の気持ちでやって来た

どうせまた原因不明って言われるだろうと・・・・






でも、やっと答えが出ました。


感謝の一言では表すなんてできない・・・・救ってくれた





皆さんにはいろいろとご心配をおかけしました。


コメントを返す元気も無く本当に辛い日々で


ブログももう更新する事はできないかと思っていました。


皆さんの応援してくださったパワーが神様に届いたのかもしれません。


本当にありがとうございました。




りんごさん、バレンタインのプレゼントありがとうございました。









カナンもこのマットを持って病院へ行って来ました。






そしてこのバレンタインの日に皆さんにお知らせできた事






本当にありがとうございました。


これからは治療に専念です。



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chiemom 　 2011-02-14 07:00:22 提供：株式会社アスカネット