『フォトブック・グッズのMYBOOK LIFE(マイブックライフ)ファンサイト』
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先日、ご紹介したsola旅クラブロケット打ち上げ応援ツアー本当に楽しかったです。 家族の様子をかく前にひとつ、私が重要な課題に立ち向かったことをここに書いておこうと思います。 それは。。。 私が飛行機恐怖症だったという事。 現代の世の中飛行機は移動手段として時間も短くて済むのでとても優秀な交通機関だと思います。 が、しかし 一部に、飛行機が怖くて乗れないという人がいるのも事実です。 まず、私の場合は母が飛行機がダメな人でした。母は一度も飛行機にのったことはないのですが「鉄の塊が飛ぶわけがない」という信念の人です。 もちろん、理論上飛ぶように作られているから飛行機は飛ぶわけで鉄だろうが風船だろうが飛ぶときは飛ぶ、と頭ではわかっていても心の奥底では「飛ぶわけがない」と思ってしまうんですよね。 子供のころからそんな母に「飛行機は落ちる」と言われ続けテレビを見れば、飛行機事故の再現ドラマなどが放送されているものだから乗る機会が少ないうえに、落ちる情報しか得ることができなかった私も「飛行機=落ちる」という公式が、組み込まれてしまっていたのです。 子供のころはそれでよかったのですが大人になると、その事実が行動範囲を狭めることになりますね。 運よく仕事関係で飛行機に乗る必要がなかったので必要に迫られることがかなり少なかったのですが 私は、旅行が好きなんです。 海外も興味はあるけど何より日本が好きだから国内旅行なら、飛行機に乗らずとも陸路で行ける。 実際、自動車で北海道にも行ったし九州までも行ったことがあります。 行程も楽しめるし、各地で泊まり歩いて遠くまで行くのは本当に楽しいものです。 車以外にも、電車もありますよね。 寝台特急北斗星など、旅を最初から楽しめる最高の乗り物だと思いました。 北斗星、カシオペア、トワイライトすべてに乗りました。 特にトワイライトエクスプレスは、新婚旅行で乗ったのですが電車内とは思えないほど素晴らしく車体や車内の美しさやおいしい食事どんどん変わる景色にも感動したものです。 ほら。何とかなるんですよ。飛行機に乗らなくても。時間があれば そして、何よりの悲報が寝台特急の運行停止。。。 何とかお金を貯めて娘たちを北斗星で北海道に連れて行きたかった。。(長女は1歳の時に2回北斗星に乗っていますが、次女は一度もありません) そんなこんなで月日が経つうちに長女も小学校に入学。 義務教育に入ったらさすがに旅行のために1週間休ませるとかも難しくなるし旅に出られるのは暦通り&長期休みのみ。どちらも旅行代金がぐーーんと上がる時期です そうなると「行けるタイミング」というのも難しくなりますよね。 だんだん八方塞がりになってきたところでポンと出たのが今回のツアーの当選でした。 今までの私だったら、どうやって種子島に行っただろう。。車で鹿児島まで行って、カーフェリーで種子島かな 実際、自分で旅行スケジュールを組めるならそうしたかったのも山々ですがそれって、いったい何日かかるのよ それに今回当選したのはすべてがパックになったツアーなのでそんなこと言っている場合じゃない つまりロケットの打ち上げを見るなら飛行機に乗らないといけない という、切羽詰まった状況だったのです(普通の人にはわからないと思いますが、相当の覚悟だったのです) でも、どうしても見たい!どうしても娘たちにロケットの打ち上げを見せたいここへきて、私も覚悟を決めました。 実は私、飛行機は4回ほど乗ったことがあるのです。やっぱり、北海道が好きなので寝台特急で北海道へ行くと日程の都合もあり帰りは飛行機、というパターンも結構あるんですよね。新婚旅行もそうでしたし主人以外の人と旅行に行ったときもそうでした。 乗ったことがあっても、克服しようと思っていなかったので 乗る前は「もし今死んだら後悔はあるのか」と考え「お父さんお母さん今までありがとう」と、不吉なことを言い出し 乗ってからはリラックスなどできるわけもなくパートナーの腕をわしづかみにして1時間30分くらい真っ青になって、ほとんど魂は抜けているのにちょっとした揺れ一つで「落ちる!」と体に力を入れているような状況でした。 無事羽田についたあかつきには見たこともないパイロットに恋をしてしまうくらいです。←吊り橋効果 この緊張感。とても疲れます。 しかも一度、悪天候でなんとか飛んだということがあり何度も内臓が浮くような落ち方(揺れ方)をしたのでそのトラウマもありますね。あの時は本当に絶望を見ましたよ。。(ちなみに私はジェットコースターも嫌いです) 今回も、私だけなら克服しようとまで考えなくてもよかったのですが ここで、私が怖がったら娘たちが絶対に飛行機が苦手になる と思ったのがきっかけです。 思い返せば私も母の影響で飛行機が怖くなり実際、長女は私が「飛行機は嫌だ」と何度となく言っているのを聞いていたので「飛行機って怖いな」というようになっていたんです このままじゃいけない!!! ツアーの当選の連絡を受けてからというものまず主人にお願いしたのが次の2点です。 ①飛行機が落ちる映像を家庭で流さないこと(テレビでやっていたらチャンネルを変える)②私が怖がっていると、娘たちに言わないこと そして、私自身女優になったつもりで「飛行機にのったら遠くに行けるね♪」など前向きな事を言うようにしました。 そして、そこからというもの「飛行機恐怖症 治し方」など日々検索をして、沢山の記事を読みました 今回こうして書いてみたのもひょっとしたらこの記事で、頑張れる人がいるかもしれないと思ったからです。※かなりレアなケースだと思いますが、だからこそ情報共有は必要ですよね 精神的攻略法 調べてみると、飛行機事故にあう確率は400年通勤に使って1回あるかないかと言いうレベルの安全性なんです。 もちろん車や電車よりもはるかに安全!そりゃそうです。CAさんなんてどれだけ乗っているのか。事故にあうことなく過ごしている方が大半です。 いくら揺れても飛行機は落ちないんです。翼がぎゅいーーーんってなっても折れないんです。エンジンが一つ止まっても、もう一つで飛べるんです。 飛行機は落ちない、と自己暗示をかけ続けました。 あと、海外によく行く人のブログなどはとても為になりました。私は、蜷川実花さんのインスタグラムを愛読しているのですが彼女は週に1・2度は飛行機に乗っています。しかも、赤ちゃんを連れて本当にパワフルです。 また海外!?また??また飛行機に乗ってるの??? それだけ乗っている人の記事をリアルタイムで見ていると「あぁ、本当だ。本当に落ちていない」 ということが、じわじわとカラダにしみこんできます。 400年に一回、という確立が現実味を帯びてくるんですよね。 ツアーが決まってからなので夏前くらいから、「飛行機に乗っているのに落ちていない人」に注目をするようになっていました。蜷川実花さんもそうですが、イモトさんもですね。イモトさんなんて、本当に遠くまで行っているのできっと一回につき十何時間ものっているはず。乗換でプロペラ機にも乗っているはず。。でも、落ちていない!!! 私の好きな「世界ふしぎ発見!」でもミステリーハンターの方が事故にあったという事は一度もありません。 そう、飛行機は落ちないのです これを自らに言い聞かせることで徐々に「飛行機=落ちる」という呪縛から逃れられた気がします。 身体的攻略 そして迎えた旅行初日です。 やや不安はあるものの、精神的には攻略できてきた私は娘たちから見てもきっと飛行機恐怖症には見えなかったでしょう。 「ワクワクするね~」「かっこいいね~」 それくらいのことは、簡単に言えるようになっていました。 ただ、実際乗ってみたらどうなるかわからなかったので私の顔色を敏感に察知する長女の隣には主人に乗ってもらうことにしました。 主人は、子供のころ「将来の夢はパイロット」とか言っていたような飛行機に憧れがある人なので隣に座ればさぞかし楽しいでしょう。ただ、車酔いをする人なので、酔い止めはしっかり飲ませておきました。 ぜひともフライトを楽しんでくれたまえ。 実は前日、私は緊張で眠れませんでした。それでもいい。座ったら離陸の前に寝てしまおう。 寝るのが一番だ、と、そう思っていました。 座席に座って、扉が閉まり、飛行機が動き始めました。 寝の体勢に。。。じっと目をつぶって足を広げてリラックス。。そう私はこのまま寝てしまおう。 しかし、こんな状態で眠れるわけもなく 閉塞感、さらに聞こえてくるエンジン音に思いがけず、目の前が真っ白に。 そしてスピードを上げていざ飛び立つ瞬間!!! エンジンの音と体にかかるぎゅいいーーん!!っていうG?浮き上がる感覚。。。 音を立てて血の気が引きました 鏡を見なくても、自分の顔が真っ白になって瞳孔開きまくりだってわかりましたよ。。。 精神論なんて関係ないんだ。。私はこの感覚が嫌いなんだ。。。 「ほらみてごらん、下が見えるよ~」などと、のんきに長女に話しかけている主人の言葉に私も窓の外に目を向けてみたのですが もうむり、見えない!!!瞳孔開きすぎて見えない!!! 映像が目の前でグルングルンしているようなめまいのような感じです。 騒いだら子供に悪影響なので頭の中でパニック中でした。 お願い、私をおろして!!!(心の叫び) 力を抜くなんて芸当もできず歯を食いしばってなんとかたえました。 運よく天候が良かったので飛行機は上空についたらすぐに安定してくれました。 シートベルトサインが消えたあたりでやっと正気を取り戻した私。。 ここでやっと、イメトレの成果が出てきたのか多少の揺れにはおびえない精神ができていました。むしろ、よくよく考えてみたら車よりも揺れていないくらいです。 たまに「ぶるん」と身震いするような感覚も「=落ちる」とはならず、本当に安心して乗ることができました。 徐々に気持ちは安定してきたもののやっぱりどこか緊張感がぬぐえずそわそわ。 ドリンクサービスを頂いて、娘たちにはおもちゃのプレゼントが!みみぬき用に飴ももらって娘たちはご機嫌です。 ここでこっそりCAさんに「子供たちは大丈夫そうですが、私が苦手で。。。」と声をかけてみました。すると!!! 天使のようなほほえみで「私の母も、何度乗っても苦手だっていうんですよ」と。 いや、その言葉自体はそんなに勇気づけられるものでもなかったのですがCAさんの笑顔に、なんとなく癒された私。 離陸の失敗を再検討して着陸に備えることにしました。 離陸の際、何がいけなかったのか。。。考えてみると「寝ようと思ってじっとしていたことで揺れをもろに体感してしまったこと」だったんじゃないかと気が付いたんですよね。 そもそも、精神的に攻略しようとも怖いものは怖いので、そう簡単に緊張が解けるわけもなく じっとしていると、どうしても普通以上に力が入って揺れを感じやすくなってしまったのです。 そこで思いついたのが自分も揺れれば、飛行機の揺れをそれほど感じないのではないか!! という逆転の発想です。 そこで、着陸態勢に入ったころから私もゆっくりと横揺れを始めました 飛行機の傾きに合わせるように。ゆらゆらと、揺れます。ゆさゆさと、揺れます。大きな傾きには大きめに、揺れます。 するとどうでしょう飛行機の揺れが!着陸のGが!全く気にならなかったのです!!! これには私も大興奮で降りてからのこの攻略感にすごくうれしくなりました。 たぶんまだ誰も知らない方法だと思うんですよね。だって、飛行機でだれも揺れてないんですもの。 この着陸の成功体験により帰りの飛行機も、行きの時のような恐怖感もなく「自分の攻略法は正しかったのか確かめてみよう」という、実験的な楽しみが出てきました。 離陸の時も、もちろん揺れることで体にかかるGを逃すことに成功!! 行きの時のような身体的にピンチに陥ることはありませんでした。 自ら揺れる!!これで私は、飛行機恐怖症を克服できました ただ一つ、困ったことといえば。。。 行きは、窓側の二人席で次女と座っていたから良かったのですが帰りは中央の三人席でした。主人に子供たちを任せたので私は一人、後ろの座席で知らない人の隣に座ることになりました。 揺れ続ける私←たまに強弱をつけてフライト中冷たい視線を浴び続けたのは言うまでもありません いつか、恥ずかしさが上回って揺れなくても済むようになったら完璧ですね 今回の旅行で、鹿児島空港から羽田空港までなんと1時間15分という短い時間で移動ができました。今までのように時間をかけて車や電車で移動していた時と比べたら体の疲れ方も全然違います。 慣れてみると、本当に楽な乗り物でこれで遠くまで行けるなら、もっと活用したほうがいいな、と実感しました。 ※もちろん天候によって乗り心地は大きく違うと思いますが。 長々と書きましたが、私にとっては大きな変化だったのでこの記事が、誰かのお役に立てたら幸いです。 飛行機が苦手だな、と思っているかたぜひ、私と一緒に揺れてくださいね!(みんなで揺れれば怖くない) では、よいフライトを。 そういえば、今年も沢山家族で旅行をしたな。こうして子供たちが一緒に旅行をしてくれるのもきっと今のうち。。 大切な思い出を、一冊にまとめて残したいなぁ。 年賀状のあて名書きは主人の担当なので私はフォトブックを作ろうかな 2016年の思い出をまとめよう!今年最後のマイブックモニター募集☆ ←参加中 来年からの旅行は飛行機に乗ることを視野に入れてもよさそうなので もっともっと、いろんなところに家族で行きたいな。とおもいます。
aita 2016-12-13 16:44:59 提供:株式会社アスカネット
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