下の子がまた誕生日を迎えました。
二人の娘達がどんどん大きくなって、
しみじみ、想うことがあります。

それは、小さかったころには顕著でなかったけれど、
確実に私のDNAが彼女たちの中でうなっている、と思われることが
見え隠れすること。


私は子育てをするにあたって、いろいろな想いを持って、
子ども達の人生は子ども達のもの、と思っています。
親である私の希望をごり押ししないようにする、ことが、大切。
本人たちの希望が一番。
本人たちが真剣に考えているなら、
それを誰よりも応援団長となって応援するつもりでいるので、
私の好みはなるべく押し付けないようにしてきました。

だから、内緒にしているというか、あえて伝えてこなかった
嗜好もたくさんありました。
ところが、怖いくらいに、娘達はそれを踏襲してきたのです。


私の無類のミュージカル好きは、長女に。
中学生のころ、周囲はアイドルに走っていたのに、
私は海外のミュージカルに執心。

かつてのカセットデッキで
繰り返し聞いていました。
ちなみに長女が朗々とミュージカルソングを歌うのは、
たぶん隔世遺伝です。

私の絵を描くことが好きなのは、
私の母からの遺伝でもあります。
これはがっつり下の子に遺伝。
絵といってもいろいろですが、漫画絵でもない、
風景画でもなく、
彼女の模写好きこそが、まさに、
私の母から脈々と受け継ぐDNAと感じます。

勉強の仕方がそっくりなのは長女。
あれこれ騒ぐけれど、鼻息荒く徹底
的に夢中になって学習する姿勢が
かつての私っぽい。
１冊の参考書をぼろぼろになるまで、白紙部分まで埋め尽くして書き込む様子など、
デジャヴです。

こうあれ、と、ちょっとしたことに美意識をこだわる部分は
次女が受け継ぎました。
ことインテリアについては、こうしたいという強い思いがあるのが、、
同じで怖いくらいです。

私のデコルテは長女が、
くせ毛の髪は次女が、
とかね、、、いろいろそっくりな部分が見え隠れし始めて面白いです。









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kumitaroh 　 2021-04-30 12:00:17 提供：有限会社中垣技術士事務所