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先日、小池ちゃんのブレーンである「市場問題プロジェクトチーム」は、あらたに「築地改修の方が費用がかからなく、また、豊洲はオープンしても毎年100～150億円の赤字になる」との結論みたいなものを発表しました。これはもちろん、小池ちゃんの指示。 「市場問題プロジェクトチーム」が発表した数字は、あまりにも現実とかけ離れた数字で、「結局、当初予定の10倍かかっちゃいました＆20年かかっちゃいました」ということになるのだろうし、あのゴチャゴチャ＆狭い通路で操業しながらアスベストを撒き散らして、延々と工事を続けることに問題はないのか？　そして、なぜ今、「築地絶対論」を発表したのか？ これを見れば、誰もが「だったら築地でいいじゃん！」と思う。ということは、もう１回、ちゃんと見直しするべきだ！ということであり、小池ちゃんが政争の具として望んでいる“結論は、少なくとも都議選後”という「結論の先延ばし」が実現することになる。自分ファーストの小池ちゃん、ここまでやるか！？という感じです。 しかし、小池ちゃんの腹の中は「（安倍ちゃんから指示されている）豊洲移転」。今後、この発表をどう料理する作戦なのか？考えられるのは２つ。 ①市場問題プロジェクトチームのこの試算が間違いだったとする作戦②意地になった小池ちゃんが、この嘘の試算で築地に決めてしまう作戦 総理大臣になるため（なれるはずないのだが）、それまでは安倍ちゃんの忠実な子分（自民党籍が必要で、安倍ちゃんも利用されている）である小池ちゃんだから、②の可能性は極めて少ない。安倍ちゃんは豊洲にしたいのだから。 しかし、単純に「試算が間違っていた」では誰も納得しない。どうやるんだろう？まさか、「地下水、及び土壌調査を厳密に行った結果、こんなに費用が増えちゃいました」なんてことではないだろうから、まったく読めない。 小池ちゃんを褒めていた女性コメンティターたちも「今回の試算は、比較してはいけない数字で比較している」「ありふれた言葉をわざと英語で言って都民を誘惑している」「自分の言葉として言わず“我々都民は”と都民の総意のように言う」ので、気をつけなければいけないなどと言い出しはじめたし、 適当なことばかり言うな！と遂に住民監査請求を出されることになった。完全に息の根が止められそうな小池ちゃん、どんな作戦で都民を騙そうとしているのか、ある意味、楽しみでもある。 お後が宜しいようで。 おまけ：昔から、英語や専門用語を多用する人間は信じるなと言われている。本当にわかっている人は、自分が話す言葉が聞いている人に理解してもらえるかを考えているということで、無知な人はそれをごまかすため英語や専門用語を多用するということである。同じように、「皆さんもご存知のように」を多用する人も要注意である。これは、一般的でないことを一般的なこと、常識だと思わせる卑怯な言葉であるから。 

コム 　 2017-03-31 08:00:00 提供：ホソカワミクロン化粧品株式会社