紫根ってなんのことだかご存知ですか?紫根とはムラサキの花の根のことを指し中国では古くから生薬として用いられてきました。根っこは乾燥させると暗紫色になるそうのだそうですよ。 (画像はお借りしました) 生薬として、痔や火傷、腫れ物などの皮膚関係の外用として用いられるほか解熱、解毒、麻疹の予防など その用途は多岐にわたるようです。 華岡青洲が用いたとされる紫雲膏にも紫根が配合されており腫れ物の排膿や火傷、皮膚の荒れ止めに使用し皮膚を滑らかにするそうです。 華岡青洲といえば世界で初めて全身麻酔を用いて乳癌手術を成功させたことで有名ですね。その手術で使用した、彼が開発した麻酔薬とは「通仙散(つうせんさん)」。通仙散は曼陀羅華(マンダラゲ)を主成分とします。曼陀羅華にはアトロピンやスコポラミンが含まれておりこれらの成分は中枢神経抑制作用(=麻酔作用)、鎮痛作用など全身麻酔に必要な薬理作用を持ちます。そのほかに、トリカブトや当帰、川芎などさまざまな生薬が配合されています。 華岡青洲が全身麻酔下手術に成功したのが1804年。一方、ジエチルエーテルを用いた麻酔下手術がアメリカで初めて行われたのは1846年のことで日本が誇る近代麻酔学の先駆者といえるのです。しかし、その裏では青洲の妻や母が人体実験に身を捧げていたなどさまざまな苦悩や犠牲があったのでしょう。 …長くなりそうなので、このあたりで切り上げますね。 さてさて、何について書いこうとしていたのかわからなくなってきましたが本題に戻りまして、紫根エキスを使った化粧水。(例によってお試ししたのは母です☆) あるテレビ番組で評判となった紫根。紫根を煮出してそれを肌に付けていた55歳の女性がみずみずしい肌になり、見違えるように明るく若々しくになったことが紹介されたそうです。 紫根エキスの成分であるシコニン誘導体が肌荒れの改善やハリのあるみずみずしい肌に導くなどの効果を持つことが明らかになり、化粧品への幅広い応用で期待されているそうです。 で、この紫根エキス自体は高濃度ですから精製水や化粧水などで薄める必要があります。けれども初心者にとってはちょっとハードルが高いですよね。 そこで作られたのが紫根化粧水。 紫根エキスに加え、プラセンタエキス、コラーゲン、ヒアルロン酸などの有効成分を贅沢に加えた化粧水。ユーザーのレビューの声を取り入れ、さっぱりとした化粧水に仕上げているそう。 さらっとした化粧水で 肌にすぐに浸透していきます。たっぷりつけても「あれ?」と思ってしまうくらいさっぱりとした仕上がりでちょっと乾燥する時期には物足りないかも。肌はぱきっとする感じで、これをハリというのでしょうか。もっと しっとり系だと嬉しいなぁという感想をいただきました。夏用の化粧水としてはよいのかもしれませんね~ ランキングにひっそり参加しています。ぽちっと応援クリックしていただけると嬉しいです↓レシピブログに参加中♪ こちらもぽちぽちっと…。喜びます(^^) 携帯はこちらから↓にほんブログ村 手作りお菓子レシピ にほんブログ村 理系大学生 自然化粧品研究所ファンサイト参加中
投稿日時:2014/04/29
: お菓子な徒然diary
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