先日『ノルウェイの森』を読んでいたところ、学園紛争が描かれていて、アレッ？と思った。私が中高と偏愛した倉橋由美子の『パルタイ』や『貝のなか』『夢の浮橋』なんかにも学園紛争が描かれている。どちらの作家も自分の時代のこととして書いているので、両者の年齢が合わない気がしたのだ。
それもそのはず、
ある年齢以上の人には常識なのだろうけど、倉橋由美子が書いているのは６０年安保で、村上春樹が書いているのは１０年後の７０年安保なのだ。日米安保が１０年間の期限で自動延長されるにあたって、再び安保をめぐって紛争が起きたのが７０年安保なのだそう。
当時、６０年安保と７０年安保で、社会としての安保への熱中度や、スタンスはどのように違っていたのだろう？ちょっと前の歴史だけど、もう随分遠くなっている。
『ノルウェイの森』の学園紛争で倉橋由美子をしきりに思い出し、最近、私のなかでちょっとした倉橋由美子ブームが起きている。２００８年に倉橋由美子が亡くなった際に追悼として企画された『倉橋由美子　夢幻の毒想』（河出書房新社、KAWADE道の手帳）を購入した（私の好きな、川上弘美や松浦寿輝の対談、穂村弘のエッセイもあり、倉橋由美子についてそれぞれが語っている）。また、ニコニコ動画でラジオ劇『ポポイ』がアップされているのも偶然発見して聴いた。


さて、今日は、先日モニプラを経由して３Mさんからいただいた、防水救急絆創膏Nexcareを試してみました。届いて以来、試す機会を待ってたのですが、待ってると怪我ってしないものですね（笑）。無傷な指に巻きました。
防水の絆創膏だそうで、怪我に当てるガーゼ部分は肌色で、指などに巻きつける粘着部分はラップのように薄い透明の膜です。ごく薄くてしなやかなのでぴったりとくっつき、水仕事をすると水が水玉になって転がりました。粘着部分が薄くてよれやすいですが、防水効果は期待できる絆創膏でした。
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カノン♪♪♪ 　 2010-12-13 14:41:55 提供：住友スリーエム(株) ネクスケア ブランド